日別アーカイブ: 2016年11月14日

広報「はっぽう」2016年11月号が掲載されました

八峰町役場のHPに広報「はっぽう」の11月号が掲載されました。
実物で届かない方々もネットで閲覧できますよ。

広報「はっぽう」2016年11月号

八峰町役場HP

<特に気になった記事>
■八峰町の人口は7,309人 (5ページ)
平成27年に実施された国勢調査の結果が公表されました。
本町の総人口は「7,309人」で5年前の前回調査から911人の減少、率にして11.1%減少していることが分かりました。
また、総人口に占める65歳以上人口の割合を示した高齢化率は「41.7%」で、県内25市町村中4番目に高いそうです。

基本的に少子高齢化ですが、具体的には4割以上が65歳以上なんですね!
私ももう少しでその域に入るのですが・・・。
もっと子供らが増えて欲しいですね。
町でも子育て支援を強化していると思いますが、いろいろな要因が絡んでいて難しいのでしょうね。
でも、5年で911人減少という事は、年に182人減っているという事です。
もし、この減少傾向が続くとすると、10年で1,820人減少し、41年で7,462人減少、つまりゼロ人になるのです。
実際には直線的に減少する訳では無いのでゼロになる事は無いと思いますが、限りなくゼロに近くなります。
もう、行政など独立した町としては成立しなくなり、近隣他市町と更に合併が必要になるのかも知れません。
お試し移住ツアーもとても頑張っていますが、それだけではこの減少分を上回る増加は困難ですよね。

工場団地を造成してたくさんの企業を呼び込めると良いのですが、地理的に難しいですよね。
ならば、市場との物理的距離が全く関係無いテレワーク業務を切り出して人単位で誘致するのはどうでしょうか。
インターネットがあれば在宅でも可能な業務は沢山あります。
インターネットがあれば互いに顔を見ながら会議もできます。
数年前まではTV会議はとても高価なソフトや機材、および専用回線が必要でしたが、現在ではカメラ付きノートパソコンやスレート端末があれば標準機能でできるのです。
私も仕事で毎週地方拠点の方々と週報会や、いろんな打合せをその機能で実施していますが、最近は画質も音もとても良くなり、画像の遅延や途切れもほとんど発生しなくなりました。
かつての高価な機材は全く不要です。
であれば、満員電車の通勤に何時間も掛けずに、ふるさとの里地里山の自然環境の中で仕事と子育てができる事を選択する方は少なく無いのではないでしょうか。
月一ぐらいの飲みニケーションは必要かも知れませんが、市場は無限です。

■八峰町関東ふるさと会 総会・懇親会のお知らせ(5ページ)
11/20に開催される当ふるさと会総会・懇親会をご紹介いただいてます。
ありがとうございます。
新着情報でもご案内しています。
町民の皆様も関東に在住しているご家族やご親戚に会われる機会がありましたら、是非11/20前後にして総会にご出席しませんか。
普段は中々会えない懐かしい同級生とお会いできると思います。

■ミニバス峰浜BBC全県出場おめでとう。峰浜SWINGS全県おはよう野球準優勝(6ページ)
10/22,23,29に行われた能代山本郡秋季ミニバスケットボールで3位になり、水沢小・塙川小統合後初めての全県大会出場を決めました。
能代山本郡秋季ミニバスケットボール試合結果
全県大会は来年1/3、秋田私立体育館で行われます。

また、10/15〜17に行われた全県おはよう野球大会で峰浜SWINGSが準優勝しました。
大会実施要項
組合せ表

どちらも素晴らしいですね。
文武両道の八峰町を目指して是非引き続き頑張っていただきたいと思います。

■八峰白神ジオパーク(6ページ)
11/9〜12に行われた日本ジオパーク・伊豆半島全国大会の内容が書かれています。
伊豆半島の成り立ちも興味を引くのですが、個人的には田中陽希さんの特別講演が聴けたのはとても羨ましいです。
山好きな方には説明するまでもありませんが、田中陽希さんは南は屋久島、北は利尻島までの日本百名山を一筆書きで7,800kmを208日と11時間で踏破された超人です。(NHK BSでも何回も放映されています)
山間の移動は徒歩、海はシーカヤックと全て人力で回ったのです。
その後二百名山も踏破中です。
現在はアドベンチャーレース世界選手権(オーストラリア)へ参戦中です。

田中陽希さんのプロフィール

■はっぽうの元気な企業 日沼リサイクルセンター(8ページ)
有限な資源の再利用や人的環境負荷を減らす資源ごみのリサイクルは地味ですがとても重要です。
「分別・選別を徹底する事は言うのは簡単ですが実行するのは難しい。根気強く忍耐をもって実行し、価値のある商品にしてきたから生き残ることができました。今後も継続していきたいです。」との日沼社長さんの言葉はとても重いですね。

■台湾などから50名来町(10ページ)
10/10、龍角散製品を輸入販売している台湾などの会社関係者50名が町内の生薬圃場を視察に訪れました。
漢方の本場から視察に来るのは意外ですね。
それだけ龍角散製品が認められているのだと思います。
その原料を栽培しているのはとても誇らしいですね。
試験栽培を経て、一昨年から製品に使用されているそうです。
今後とも生産が伸びて行くことを期待してます。

■はぴはぽ 地域おこし協力隊の部屋(18ページ)
かつて地方への移住というと定年退職後のご夫婦がゆっくりとした田舎暮らしをする目的、というイメージがありましたが、現在はだいぶ状況が違ってきてるんですね。
お試し移住ツアーの頑張りは当ホームページの新着情報でも度々紹介していますが、町の活性化に向けて少子高齢化、人口減少に具体的に立ち向かっている希望の星です。
引き続き頑張っていただきたいと思います。

内容盛り沢山、とても読み応えのある広報誌です。