11日に海開きを迎える秋田県八峰町八森の岩館海水浴場に同日、海の家「BAHAMA KITCHEN SEASIDE DINER 八峰町」がオープンしました。
地元農家の川村太志さん(43)と東京都に住み、渋谷区に飲食店を構える大石洋彰さん(45)が手を組み、今季の開業にこぎ着けました。
中南米風の料理やトロピカルカクテルなど個性的なメニューを提供し、ビーチに新しい風を吹かせます。
川村さんと大石さんは20年来の友人。
大学進学で町を離れ、都内で働いていた川村さんはダンスや音楽が趣味でした。
ハウスダンスチーム「SODEEP」のメンバーでTRFのバックダンサーも務める大石さんとは都内のクラブなどで顔を合わせる機会が多かったといいます。
川村さんは10年ほど前に帰郷し実家の農業を継ぎました。
子どもの頃から見ていた地元の海の活気が薄れていく様子を見かねて、アサリ採りや音楽イベントを企画するなどしてきましたが、「1日だけのイベントでは盛り上がりが続かない」。
海辺で長く営業できる飲食店の開業をぼんやりと思い描いていました。
一方、大石さんはイベントで毎年青森県を訪れる機会があり、そのたびに川村さんの元を訪れていました。
趣味の素潜りで岩館の海に入ると、独特の地形や多様な魚が泳ぐ光景に感動、町にほれ込みました。
飲食店を開きたいという川村さんの相談に乗る中で、自分の店を町に持ってくることを決めました。
海の家は大石さんが渋谷区宇田川町で営む「BAHAMA KITCHEN」の新店舗という位置づけ。
数年前に閉店し空き店舗になっていた海の家を借り、4月から急ピッチでリノベーション。
屋根や壁を南国感のある緑やピンクに塗り直し、店舗脇には椅子やテーブル、ハンモックを並べた休憩所を設けました。
渋谷区の店でも出している、チェダーチーズと豚肉を挟んだ「バハマサンド」(700円)、ニューヨークの屋台の定番料理「チキンオーバーライス」(1,100円)、ジャマイカのソウルフード「ジャークチキン」(1,000円)など、厳選したメニューを提供します。
ドリンクは輸入ビールやクラフトビール(600円~)、ココナッツとパイナップルの風味を効かせたカクテル「ピニャコラーダ」などを取りそろえます。
フード1品付きの飲み放題プラン(4,000円)も。
定番のかき氷(500円~)は能代市のナッツ専門店「木能実」監修のシロップを使い「果実感のある味わい」にしました。
大石さんは「岩館は人や海、すべて自分の好きなもので囲まれた環境。
若い人が『あそこに行かなきゃ』と思うような圧倒的な場所にしたい」と意気込みます。
川村さんは「大石さんに協力してもらいようやく1歩を踏み出せた。海岸に人が集まるような仕掛けを考えていきたい」と語りました。
営業時間は午前10時~午後5時。休憩所を活用したDJイベントやヨガ体験なども計画しています。
BAHAMA KITCHEN SEASIDE DINER 八峰町(八峰町での営業時間、花火大会やお盆との連動企画のご案内もあり)
〒018-2604
秋田県山本郡八峰町八森和田表98
<三浦個人の意見/感想です>
先週7月6日の北羽新報の記事でこのお店のオープンをお知らせしましたが、今回はより詳細な内容が魁新報でも掲載されていたため、是非参考にしてください。
「海の家」という位置づけなので、営業期間は「7月11日(金)~ 8月31日(日)」ですが楽しみですね(9月以降は様子をみながら営業を検討中とのことです)。
2号店オープンまでの経緯やお2人の出会い・エピソード等もステキですね。
1号店の「BAHAMA KITCHEN」は渋谷区の宇田川にあるとのことですが、今度機会をみて見学(飲みたいだけ?)に行ってみたいと思います。
ちなみに「バハマ・キッチン・シーサイド・ダイナー八峰町」の「ダイナー」は英語のスペルが似ていますが、夕食ではなく「簡易食堂」という意味のようです。
これは東京と八峰町との架け橋として、大きな意味があると思います。
八峰町関東ふるさと会としても何か協力できることはないか、検討していただきたいと思います。
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