北斗星(5月3日付)

八峰町の「輝(かがやき)サーモン」と男鹿市の「男鹿つばきサーモン」。
2種類の県産サーモンが先の日曜、秋田市内のスーパーの鮮魚コーナーに並んでいた。

▼価格は同額でそれぞれ刺し身のスライスが6枚入って598円(税抜き)。
他の魚の刺し身と比べて決して安くはないが、漁業者を応援したいという思いもあって購入し、食べ比べた。

▼どちらもほどよく脂が乗り、ビールにもご飯にもよく合う。
「輝」は歯応えがあり、「つばき」にはとろけるような柔らかさを感じた。
これは産地の特徴というより、個体や部位による違いだろう。両方とも「また食べてみたい」と思えるおいしさだった。

▼両市町のサーモンは、ニジマスを海水で養殖することで魚体を大きくした「サーモントラウト」だ。
回転ずしで提供されている「サーモン」の大半はサーモントラウト。マルハニチロの調査によると、回転ずしの人気ネタランキングでサーモンは14年連続1位であり、日本人の好みによく合っているのは間違いない。

▼国内に出回るサーモントラウトはチリ産のシェアが圧倒的に大きいが、人気を当て込み全国で100カ所以上の地域が養殖に乗り出し、ブランド化を進めている。
八峰町は3年前、男鹿市は一昨年に販売を始めたばかりで後発の部類に入る。

▼世界遺産・白神山地を水源とする川が海へ注ぐ八峰と、三方を海に囲まれた風光明媚(めいび)な男鹿。
こうしたイメージは、後発のハンディを乗り越えブランドを育む上で役立つはずだ。

秋田魁新報の記事

秋田魁新報のトップページ

<三浦個人の意見/感想です>
連日にわたり、この「輝きサーモン」の記事が掲載されていますが、それだけ町や県の期待も大きいということでしょうか。
記事にもある通り、町のスーパーの店頭に並ぶサーモンはほとんどがチリ産というのが心配なところでしたが、国産それも秋田産ならば安心して購入する事ができますね。
この商品を目玉として、宿泊パックなどを企画し町の発展に役立てられことを期待します。
是非全国展開していただきたいと思います。

皆様も投稿記事への感想やご意見など何でもご自由にコメントし、
コミュニケーションしませんか。
※ この画面を下ヘスクロールするとコメント欄が表れます。
この投稿記事に対して誰でもが何人でも自由にご自分の考えや思ったことを
コメントできます。
また、そのコメントに対して誰でもが何人でも自由に返信コメントができます。
投稿記事をテーマにしてコミュニケーションしましょう。


コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です