日別アーカイブ: 2018年6月10日

あの秋田美人は誰?

みなさん「あきたびじょん」という言葉を聞いたり、ポスターをご覧になったことはあるでしょうか。
あきたびじょん」は秋田県を全国へアピールして足を運んでもらう目的の県が主体の活動です。

あんべいいな(あきたびじょんのプロモーションビデオ)

※ 残念ながら何故かこの動画には八峰町は出てこない。

我々は普段から同級会やふるさと会で秋田美人に接していて、特に考えたことはなかったのではないかと思いますが、「あきたびじょん」のポスターやホームページに異様なほど存在感のある秋田美人の写真が掲載されています。
私も以前そのポスターを見た時に、この方のお名前やどのような方なのかは全く分かりませんでした。

当時19歳の柴田洋子さんという方でした。
昭和8年に大曲・角間川(現在の大仙市 角間川町)に生まれる。
7歳から大曲高等女学校卒業までの11年間東京ユニークバレエ団に入門。
高校卒業後、秋田芸術学園へ入学しバレエ技術習得。
県観光協会主催の第一回全県おばこコンクールで入選。
大曲の写真家・大野源二郎氏が彼女をモデルにして撮影した作品「秋田おばこ」がアサヒ国際写真サロン展で入選。
この審査員だった木村伊兵衛氏(日本写真家協会・初代会長)の目に止まる。
翌昭和28年に木村伊兵衛氏は大曲へ来訪し、彼女をモデルに写真撮影。
この写真が、上記ポスターの写真です。
38歳で日系二世の貿易実業家・三上ヘンリー(清一)氏と結婚し、アメリカへ住まいを移す。
平成22年、76歳でロサンザルスにて生涯を終える。


日本を代表する写真家・木村伊兵衛

てっきり現在の写真だと思っていたので、一度お目にかかりたいと思っていたのですが・・・。
残念です。

現在の秋田おばこ

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広報「はっぽう」2018年6月号

八峰町役場のHPに広報「はっぽう」の6月号が掲載されました。
実物で届かない方々もネットで閲覧できますよ。

広報「はっぽう」2018年6月号

八峰町役場HP

<特に気になった記事>
■表紙:峰浜小交通安全パレード(1ページ)
子供らの晴れ舞台ですね。
少子高齢化の町で元気な子供らのマーチング演奏は、人々を元気にし街に活気を与えてくれます。
交通安全だけで無く、何かの機会あるごとに行進して町を明るく元気にして欲しいですね。

この動画は高校生のマーチングバンドですが、皆さんが高校生になったらこのレベルを目指して、町民に感動と元気を与えていただきたいと思います。

■副町長と教育長就任のあいさつ(4ページ)
副町長:日沼一之さんと、教育長:川尻茂樹さんの写真とあいさつが掲載されています。
お二人ともこれまでの実績/ご活躍を買われての就任です。
課題山積の前途だと思いますが、一歩一歩着実に前進してより良い町を目指していただきたいと思います。

■能代警察署からのお知らせ (9ページ)
いわゆる振込め詐偽防止に効果的な自動通話録音警告機を無料で貸し出しています。
これは素晴らしい取り組みだと思います。
着信で警告メッセージが流れるので、振込め詐偽でかけて来た相手には効果絶大だと思います。
更に、「許可電話帳」に登録した番号に対しては着信時に警告音声を流さないようにすることができるようなので、家族や親戚、友人などを驚かせることも無く安心です。

ただ、貸出の台数は十分あるのでしょうか。
また、貸出期間の延長は可能と書かれていますが、基本は3ヶ月間です。
もし、借りれない場合は、ご自分で購入するしか無いですね。
12,800円(税別)程度のようです。

振込め詐偽見張隊 新117

■イベント:八盛鉱山と大地の歴史を学ぶウオーキングツアー (18ページ)
自分の町の歴史を歩きながら学ぶのは健康にも良いので一石二鳥で、とてもいいアイデアだと思います。
・行程:八森駅→中央公園→ダイニング福八(昼食)→ブラックサンドビーチ・雄島→椿銀山山神社→八森駅
・参加費:500円
是非第二弾、三弾と続けていただきたいと思います。

■人の動き(21ページ)
カッコ内は対前月です。
人口:7,247人(4人減)
<内訳>
  男性:3,413人(増減無し)
  女性:3,834人(4人減)
 出生:1人
 死亡:8人
 転入:6人
 転出:3人

今回は対前月4人減と一桁減になりました。
でも一桁で喜んでいてはいけないですね。
減少は減少なので。

関係人口という考え方があります。
移住/定住を進めても、その分近隣市町村の人口が更に減少してしまい奪い合いになる。
昔ゼロサム社会という言葉がありましたが、それですね。

地元を離れ遠くに暮らしているけれど、ふるさと納税とかワークショップとかキャリア教育とか何らかの形で地元を継続的にサポートをしてくれる等、その自治体に関係する方々を増やして町を活性化していく。
その関係した方々を人口としてカウントする考え方です。

輝美さん、関係人口ってなんですか?

この考え方は当然必要だと思うのですが、そこで終わって町は本当に将来繁栄するのか、限界集落にならないのか・・・、分かりません。
定住/移住も近隣の市町村からでは無く、集中し過ぎている大都市部からなら、むしろバランス改善になるのでは。
とは言っても、工業団地の誘致は地理的や交通の便的に無理だし、農林魚業だけでは難しい。

現在、首都圏の大手会社では営業の生産性向上/ワーク・ライフバランス改善を目的に直行・直帰可能な人事ルールへの改定や、リモートオフィスの設置、レンタルオフィスの活用に力を入れています。
営業は時間を掛けて一々会社へ顔を出さなくともモバイルPCとインターネットがあれば効率的に業務ができます。
OS標準装備のテレビ会議(Skyep)でマネージャとメンバーで会議もできます。
結果、社内に営業の固定机は無くなりました。
スタッフ職もインターネットがあれば在宅勤務が可能です。
つまり、会社に行かなくても出来る業務があるのです。
ならば、子育てに環境が良く、教育レベルも高いところなら、若い子育て世代は興味を示すのではないだろうか。
新たな産業を誘致しなくてもいいのです。
雄島が見える高台へ町がリモートオフィスを作くり、社員の生産性向上/ワークライフバランスの改善に真剣に取り組んでいる一極集中の都市部の会社の人事部へ熱心に社員誘致のトップセールスに回れば良いだけです。
ダメでしょうか。

内容盛り沢山、とても読み応えのある広報誌です。

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