八峰町役場のHPに広報「はっぽう」の9月号が掲載されました。
実物で届かない方々もネットで閲覧できますよ。
広報「はっぽう」2016年9月号
八峰町役場HP
<特に気になった記事>
■八峰町の地方創生へ向けて(2,3ページ)
前月号で「八峰町まち・ひと・しごと創生総合戦略」を実現する為の4つの基本的方向の内の前半の二つ(1,2)について中間レビューしていましたが、今号では後半の二つ(3,4)をレビューしています。
<4つの基本的方向>
1. 仕事づくりのための産業振興
2. 移住・定住対策
3. 少子化対策
4. 人口減少社内への対応
3,4の基本的方向は、更に施策として3は8施策、4は5施策に具体化され、その中の主要施策について「事業内容」「これまでの取り組み」「今後の取り組み」がわかり易く説明さています。
町の将来像を見据えて引き続き取り組んでいただきたいと思います。
■第2次八峰町総合振興計画基本目標(4ページ)
6つの基本目標の内の5番目である「彩どり豊かな文化とふるさとをささえる人づくり」を実現する為の7施策の内主要な3施策について「基本方針」「具体的な施策」が分かり易く説明されています。
その中で「5.芸術・文化活動の振興と伝統文化・芸能の保存と継承」については「成果目標」の記載があるのですが、10年後の目標値が減少しているんですね。
・管理特性:文化芸能発表者数
・目標値 :H37 160人(H27 171人)
少子高齢化対策、移住/定住化対策など様々な活性化施策を実施しても、減少カーブを緩める事は出来ても、残念ながら減少を止める事は出来ないという事なんでしょうね。
50年後100年後の我がふるさとに未来はあるのでしょうか。
尚、前ページの「八峰町まち・ひと・しごと創生総合戦略」と「第2次八峰町総合振興計画基本目標」の位置付けが不勉強な為良く理解できていないのですが、重複している施策も多そうなので恐らくは2次元マトリックスで整理/表現されるものではないかと思います。
もちろん、詳細には目標期限の違いや管理特性/目標値の違いがあるとは思いますが。
■平成28年度 成人式(5ページ)
以前こちらの投稿でお知らせしましたが、今年は77名が成人しました。
その一人一人がこれからの我がふるさとを力強く支えてくれます。
また、その中の何名かは将来当ふるさと会の役員として会をサポートいただけるものと思います。
一ふるさと出身者として、これら前途ある若者たちの活躍を期待しています。
■八峰白神ジオパーク 秋田県の石(その2)黒鉱(8ページ)
発盛鉱山(椿銀山)で産出された黒鉱(くろこう)について書かれています。
かつては使い物にならない鉱石と言われていたそうですが、精錬技術が進歩して構成している鉛、亜鉛、銅、金、銀を含む7種類の金属を取り出せるようになったそうです。
椿銀山の黒鉱は銀の成分が多かったそうで、明治21年に発見されたそうです。
発盛鉱山前の中浜海岸の黒砂はこの黒鉱を精錬した残りでしょうか。
確かカラミと呼んでいたと思いますが、表面は黒いガラスを割った断面のようにきれいでした。
時々針のように鋭くなっているものがあって足に刺ささるんですよね。
懐かしい思い出です。
■八峰町のなかまたち 八峰町陸上競技協会(9,12ページ)
八峰町陸上競技協会は毎年10月に行われているシーサイドロードレースの運営に協力しているほか、今年7月には浜田護岸ロードでレースを行うなど、陸上競技の普及に力を注いでいます。
現在は10月2日に大館市で開催される「秋田25市町 村対抗駅伝 ふるさとあきたラン!」へ向けて練習を重ねており、12ページの『今年も出場します! 市町村対応駅伝「ふるさとあきたラン!」』に詳細な内容や参加メンバーが記載されています。
昨年の「ふるさとあきたラン!」参加については、こちらの投稿でお知らせしました。
昨年は残念ながら町の部で参加11チーム中で最下位でしたので、今年は是非日頃の練習の成果を発揮して一つでも上を目指して欲しいと思います。
■地域おこし協力隊の部屋(18ページ)
移住コンシェルジュの鈴木さんが地域活性化の為の2つの団体を紹介しています。
この記事の中で鈴木さんが書いていますが、「人口が減っている八峰町でお金を稼ぎ、町を元気にする活動を持続させることはとても難しいことです。」
本当に大変なご苦労だと思います。
上にも書きましたが、どんなに頑張っても「減少カーブを緩める事は出来ても、残念ながら減少を止める事は出来ない」という悲しい現実/難しい現実があります。
それでも負けずに「町が元気でい続けることを諦めない若者と一緒になって頑張っていきます。」です。
本当に心から応援したいと思います。
内容盛り沢山、とても読み応えのある広報誌です。