月別アーカイブ: 2020年2月

「Fukushima 50」は3/6封切り

秋田県東京事務所・原田様からの情報提供です。
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秋田ゆかりの皆さまへ

映画「Fukushima50」が令和2年3月6日に公開されます!

若松節朗 監督は、秋田商業高校出身の方で
日本アカデミー賞優秀監督賞を2度も受賞されています。

内容は、東日本大震災という未曾有の大災害の中、
福島第一原子力発電所に残り、戦い続けた50人の作業員たちの物語です。
是非、劇場へ足を運んでご覧ください!

【公開日】令和2年3月6日(金)
【出演者】佐藤浩市、渡辺 謙、吉岡秀隆、安田成美 ほか
【公式サイト】https://www.fukushima50.jp/

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秋田県東京事務所 総務企画課
県人会等交流推進員 原田
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若松節朗監督が秋田出身/秋田商業卒であることは初めて知りました。
映画監督作品としては「ホワイトアウト」(2000年)、「沈まぬ太陽」(2009年)などで大作を手がける手腕に定評を得て、両作で日本アカデミー賞優秀監督賞を受賞しています。
当時両作品は観たのですが、監督のことまでは意識したことがありませんでした。
これらの作品監督の新作なら期待を裏切らないと思います。

ところで、皆さんは「Fukushima50」と言う言葉を聞いたことはあるでしょうか。
2011/3/11に発生した大津波による福島第一原発の災害に立ち向かった50人のことです。
海外では彼らの行動は讃えられており「Fukushima50」と呼ばれているのだそうです。
恥ずかしながら、私は初めて聞きました。
上記公式サイトのURLで観れる予告編や特別映像を是非ご覧ください。
原作は故人の吉田所長の日記を元にした門田隆将 『死の淵を見た男 吉田昌郎と福島第一原発』です。(門田隆将さんへのインタビュー記事
なので、ほとんど実話です。
津波で全電源を喪失して真っ暗で情報も無い中で、今ここにいる自分らが行動するしかない!と高線量の放射能を浴びるリスクもある中、決死の覚悟で行動していきます。
かれらもまたほとんどは地元双葉町、大熊町に家族と住んでいる住民です。
家族を守るため、住民を守るため、町を守るため、覚悟を決めて最善を尽くします。
そのことが海外では称賛されているのですが、残念ながら日本ではあまり知られていないようです。(自分だけか?)

確かに、甚大な災害に遭われて精神的なショックからいまだ立ち直れず、また避難指示もいまだに解除されず帰宅できない状態の中で、讃える映画と言われても・・・、というお気持ちの方も多いとは思います。
でも、被災から約9年経ちました。
ちょうど来月3月4日午前0時から双葉町の一部区域(中野・中浜・両竹地区)で避難指示が解除される予定です。(双葉町復興ポータルサイトのこれまでの町の動きによる)
大熊町は昨年4月10日に実施済みで、大野駅周辺の「帰還困難区域」についても2020年3月5日午前0時に避難指示を解除する予定だそうです。
ちょうど映画の封切り日がその1,2日後です。
この映画がふるさとへの帰宅を後押してくれることを期待したいと思います。

<おまけ>
YouTube双葉町公式チャンネル
50人の町民が語る感謝の言葉や、双葉町の復興状況を定期的にドローン空撮で伝えています。
一例)消防団員が語る当時の状況と感謝の言葉

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のんびりしーな 第3話が掲載されました

第3話は、CRANDSオーナーの鈴木了さんがアテンド役で、手這坂の桃源郷にある農家民宿を案内します。
民宿オーナーの木村友治さんは当ホームページに固定リンクを貼らせてもらっている「3分でわかる秋田県八峰町の魅力」でも紹介されている方です。
また、記事「ミチのクニ手這坂 立ち上げ目指して」でも紹介させていただきました。

毎週更新されますが、全部で何話まであるのか不明ですが、あまり大きな期待を抱かず(失礼ですが)、最終話で発表される町の観光ポスターを待ちたいと思います。

<過去分>
「のんびりし〜な」が八峰町へやって来た!(第一話分)
「のんびりし〜な」第二話が掲載されました(第二話分)

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旧八森庁舎跡を宅地として無償譲渡!

八峰町は2020年度、子育て世帯の定着につなげるため、八森字中浜地区の旧八森庁舎跡地を希望世帯に宅地として無償譲渡する計画です。
希望世帯は今年5月頃から募集予定です。
町が2月5日、町議会全員協議会で方針を示しました。
庁舎跡地は住宅地の一角にあるが津波浸水想定区域内でもあり、議員からは安全面の不安を指摘する声がありました。

町は庁舎跡地約3,680平方メートルに宅地6区画(1軒当たり約400平方メートル)や町道を整備する計画です。
希望世帯と最初に土地の貸し付け契約を結び、3年以内に住宅を建てて入居すれば土地を無償譲渡します。
契約時には契約保証金30万円を町に支払う必要がありますが、譲渡決定後に返還されます。
対象は夫婦のいずれかが40歳未満か、高校生未満の子どもがいる世帯。

町は合併した2006年3月末には人口9,245人(18歳未満1,326人)でしたが、今年1月末には7,026人(同673人)となりました。
空き地となっていた庁舎跡地の活用を検討してきた結果、周辺に認定こども園八森子ども園や八森小学校、商店があり、宅地化に適しているとの結論に至りました。

県の地震被害の想定では、庁舎跡地は本県沖でマグニチュード8.7の地震が発生した場合、5メートル以上10メートル未満の津波の浸水が想定される区域ですが、高台へつながる避難路沿いにある為、町は宅地化に問題は無いと判断しました。

町は町道や上下水道工事費用など総事業費は7,120万円と試算。
この内、宅地の調査設計費(金額は協議中)を2020年度当初予算案に盛り込む方針です。

この日の全員協議会で議員は宅地整備の必要性を認める一方、「庁舎跡地は津波による浸水被害が想定されている」「若者が家を探すときに、津波で浸水する可能性がある場所を選ぶだろうか」などの意見が相次ぎました。

町建設課は「災害のリスクについては把握しており、避難路整備など対策を進めてきた。総合的にみて庁舎跡地は宅地化が最適ではないかと考えているが、議員から出た意見も踏まえて検討していく」としています。

秋田魁新報の記事

秋田魁新報のトップページ

<以下は白木個人の意見/感想です>
確かに旧八森庁舎跡地をいつまでも放置しておくのはもったいないと思います。
それにしても、かつて役場があった旧八森町の中心地を宅地として無償譲渡とは・・・。
随分と気前が良いと言うか、もうそこまで大胆な施策を立てなければ手遅れになる状況なんでしょうね。(既に十分に手遅れか?)
出来ればテレワークの共有オフィスを津波が来た時の避難先となる直ぐ後ろの眺めの良い高台へ建てて、宅地の無償譲渡とセットで首都圏のメディアへ売り込んだり、コマーシャルに打って出たら、子育て世代を家族単位でかなり呼び込めるような気がします。
もちろん、働き方改革、テレワークに熱心な企業には町長自らトップセールスに回っていただきたいと思います。

テレワークについては、既にお読みいただいた方も多いと思いますが、会報はたはた Vol.10の最終ページの「ふるさとへの提言」に書いています。
ロケーション的にもコスト的にも工場誘致が困難な町には、テレワークが唯一の少子高齢化対策の選択肢ではないかと思います。
是非ご検討いただきたいと思います。

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町が空き家の利活用を問う

町は空き家の所有者などを対象に建物の管理や今後の利活用などを問うアンケートを実施しています。
町は今年度、自治会や地図情報会社と連携した現地調査を行い、外観目視などから524戸の空き家が町内にあることが判明しました。
アンケートは、所有者などから使用状況や困りごと、今後の対応について意向を把握します。
建物によっては所有者の特定が難しいものがあり、地元自治会への聞き取りなども進めます。

北羽新報の記事

北羽新報のトップページ

<以下は白木個人の意見/感想です>
542戸もあったんですね!
しかも残念ながら、今後も増えていくんでしょうね。
そのままにしておくと、どんどん廃れて崩れていき、町が寂れて行くようで景観上も良くないし、気持ちの上でも町の活性化にも繋がりません。
昨年12月31日時点で3,068戸(住民基本台帳上の戸数)なので、これに空き家が含まれていないとすると、空き家率は15%にもなるんですね!
つまり、家屋100戸あたり15戸が空き家、と言うことです。
少子化対策だけで無く、空き家の利活用も進めないと大変なことになります。
是非アンケートから利活用がうまく進むことを期待しています。

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秋田県民歌、知ってる?

青谷明日香さんの「うつくしい秋田」は何回聴いてもいい曲ですね。
Youtubeの音も十分良いのですが、CD録音レベルの一番いい音源を求めてiTunes Storeから1曲200円でダウンロードして聞いたら、曲の最後の歌詞「うつくしい秋田」が「うつくしい ふるさと」に変わっていました。
曲名も「うつくしい秋田」では無く「うつくしい ふるさと」です。
確かに全国発売を考慮したら、秋田限定の歌詞よりは売れると思うのですが、かなり残念でした。

何回か聴いている内に、じゃ秋田県民歌はどんな歌なんだろうと思い、ネットで検索したらありました。
荘厳でなかなかいい曲だと思ったら、なんと日本3大県民歌の一つなんだそうです。
他の2つは、山形県民歌の「最上川」と長野県民歌の「信濃の国」です。
更に、秋田県民歌は昭和5年に全国初の県民歌として制定されたんだそうです。
秋田県民歌、なかなかやるじゃないですか。
是非お聴きください。

秋田県民歌

作曲;成田為三
作詞;倉田政嗣
補詞;高野辰之

1番の最後「山水皆これ 詩の国秋田」はいいですね!
ただ、昭和5年制定だけあって、4番の出だしが「民俗勝(すぐ)れて〜」とあるのですが、現在だったらこんな歌詞は許されないと思うのですが、修正されずそのままって、いいのだろうか。
「民族」では無く「民俗」なので、いいのかな?
あと、現在だったら世界遺産・白神山地は絶対入っていると思いますが・・・。

ネットには「都道府県民歌 第1集 北日本編」があって、北海道道民歌、東北6県の県民歌が聴き比べできます。

都道府県民歌 第1集 北日本編

本当に県民歌と言っても、いろいろなんですね。
山形県民歌は3大県民かの一つですが、作詞が昭和天皇ですよ。
ちょっとそれは・・・、と思ったら昭和天皇が詠まれた歌に曲を付けたんだですね。

宮城県民歌は戦時中を感じさせるし、青森県民歌はまんま歌謡曲です。
もう何でもありの世界なんですね。

おまけで、サキソフォンで演奏する秋田県民歌がありました。
これはなかなかいいですね。
お勧めです。

秋田県民歌 独りサキソフォン4重奏

3大県民歌の最後、長野県民歌です。

長野県民歌 信濃の国

日本全国の全ての県民歌を聴いた訳ではありませんが、これまで聴いた中では個人的には秋田県民歌が一番素晴らしいと思いました。
やはり地元贔屓だろうか。
(東京都歌、東京市民歌、千葉県民歌、なども聴きました)

因みに、八峰町民歌はあるだろうかと探したら、ありました。
2016/3/11日に発表され、何と小林亜星さんが作曲したんですね。
次のリンクに歌詞と一番だけ聴けるようになっています。

八峰町民歌

なかなかいい曲だと思いますが、聴く機会も歌う機会も無いですね。
総会・懇親会の時にはふるさとと2曲歌うのは長過ぎるし・・・。

合併前の八森町と峰浜村のそれぞれの町民歌、村民歌も探しましたが、見付かりませんでした。
その昔はそれぞれ町民歌、村民歌はあったのでしょうか。

尚、次の説明書きの歌は見付かりました。
「昭和二十九年、町制施行を記念して公募したが、該当作がないため応募十五点のなかから、それぞれの秀れたところを採用した八森町公民館編の『ハ森小唄』として制定したものである。
作曲者は当時八森小学校長柴田源太郎氏(柴田氏は”文化の日のうた”の作曲者でもある)。」

ハ森小唄

ただ、曲は見付かりませんでした。
どんな節なんだろうか。

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のんびりしーな 第2話が掲載されました

第二話は、何とCRANDSでオーナーの鈴木了さんがアテンド役です。
CRANDSの内部も詳しく説明しています。
鹿の浦に金箔ソフトなんてあるんですね!
話のタネにいいですね。

のんびりし〜な」のホームページでこれまで訪れて作成したポスターをいくつか拝見しましたが、難しいですね。
その町の観光スポットを散りばめるとなんか特徴の無いような散漫な絵になるし、一点主義で作ると芸術的なポスターにはなるけど、町を代表する、とは言えないような絵になるし。
八峰町のポスターもあまり期待を大きくせず、楽しみにして待ちたいと思います。

<過去分>
「のんびりし〜な」が八峰町へやって来た!(第一話分)

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JAやまもとが6次化で奨励賞

6次産業化の優れた取り組みを表彰する農林水産省の「6次産業化アワード」で、JA秋田やまもと(米森萬壽美組合長)が奨励賞の一つ「国産化推進賞」に選ばれました。
農家の女性が中心となったソラマメの規格外品を活用した豆板醤(とうばんじゃん)作りや、原材料をオール秋田産にする同JAのプロジェクトが高く評価されました。
オール秋田産の豆板醤は今夏にも一般販売したい考えで、関係者は「製造・販売の励みになる」と受賞を喜んでいます。

北羽新報の記事

北羽新報のトップページ

<以下は白木個人の意見/感想です>
地元の農産物からこれまでなかった特産品を考えて商品化する6次化は是非どんどん進めていただきたいと思います。
最低でも年に一つでもヒットするといいですね。

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留学生が餅つきや書き初め

八峰町と国際教養大の国際交流事業が2月25日、八森のファガスで行われ、留学生が餅つきや書き初めに挑戦するなどして日本文化への関心を深めました。
この日は、米国や英国、中国、台湾、ドイツ、チェコからの留学生8人が来町しました。

北羽新報の記事

北羽新報のトップページ

<以下は白木個人の意見/感想です
毎年の恒例ですね。
是非継続して互いの理解と交流を深めていただきたいと思います。

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八峰町議会が行政視察の報告会

八峰町議会は2月24日、町役場で行政視察報告会を開きました。
総務民生委員会(水木寿保委員長+6人)と教育産業建設委員会(山本優人委員長+同)が自立支援介護や鳥獣被害対策、定住促進住宅などに関する視察内容を議員や町職員に伝えて共有を図り、町が抱える課題への認識を深めました。
同町議会は、委員会の視察で情報収集した他地域の先進的な取り組みについて認識を深めようと平成23年度から視察報告会を開催。
県内の市町村議会でも珍しい試みとなっています。
この日は議員のほか、森田町長ら三役と職員を合わせ約30人が参加しました。

北羽新報の記事

北羽新報のトップページ

<以下は白木個人の意見/感想です>
他所の先進事例を学び、自らの町へ活かして行く、というその志は素晴らしいと思います。
今回も多くの収穫があったと信じています。

ところで、少子高齢化対策の先進事例への視察はなかったのでしょうか。
日本全国どこも困っているのでまだ有益な先進事例は無いのかも知れません。
(それとも既に行っている?)
そのような場合は、他所に頼ってばかりいないで、自らも勇気を持って考えて作り出していただきたいと思います。
テレワーク活用策は問題/課題が多いのでしょうか。
trial and error
やらなきゃ、始まりません!

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