県北地域でホテルの事業停止や閉館が相次いで明らかになった6月、お隣の青森県深浦町でもリゾート施設「ウェスパ椿山」が今月(10月)末で営業終了することが明らかになった。
「まさかあそこが。五能線沿線の観光の一翼を担ってきた施設ですよ。」と八峰町観光協会。
能代山本地域の観光関係者の間で、ショックはかなり大きかった。
施設は深浦町の第三セクターが運営。
年間来客数約15万人のうち、約半数が秋田県からだ。
県北地域に限らず、秋田市からの来訪が多い。
JR五能線の快速・リゾートしらかみの停車駅であり、県境をまたいだ広域観光の点でも存在感があった。
「営業終了の連絡は突然でした。現場で働いてきた身としては、悔しいというよりないです。」と事業部次長の佐藤操さん(46歳)。
皮肉にも宿泊用のコテージは8月以降、平日を含め満室が続いた。
最終日の10月31日は25年間の感謝を込めて夕方に花火を打ち上げ、従業員40人で来訪者を見送る。
休廃業した県北地域のホテル同様、ウェスパ椿山も観光客の減少による経営悪化が続き、施設や設備の老朽化に直面するなど、新型コロナウイルス流行前から構造的な問題を抱えていた。
仮に資金を投入しても、コロナ禍でインバウンド(訪日外国人)をはじめ地域外からの誘客が難しく、好転する要素は見当たらない。
経営側が潮時と見たのは容易に想像できる。
いずれの施設も後継企業がいない現実が、地域の苦境を表している。
風光明媚(めいび)とたたえられてきた五能線沿線や白神山地周辺に無人の建物が並ぶ姿は、さすがに見たくないのだが。
<以下は白木個人の意見/感想です>
ウェスパ椿山のコテージは利用したことは無いのですが、何度も行きました。
八峰町には無い素晴らしいコテージと自然環境/景観で、行くたびにとても羨ましい気持ちで一杯でした。
それが、営業終了とは!
あまりにももったい無いですが、この社会状況/経済状況では誰もやりたがらないのか・・・。
ジャンボ宝くじが当たったら、しばらく維持できるだろうか。
神様、お願いします。m(_ _)m
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