ツキノワグマなどの野生鳥獣を引き寄せてしまう放置果樹対策を地域で進めようと、八峰町の一般社団法人「オモシエナ」(板谷大樹代表)は3日、町内の空き家敷地に植えられている柿の実を収穫しました。
今秋、能代山本を含め県内各地でクマが人里の柿や栗の木に登って実を食べる姿が確認されています。
放置果樹は人の居住空間にクマが近寄る原因の一つになっており、参加者は、柿の実を取りながらクマ被害抑止の在り方を考えました。
<以下は白木個人の意見/感想です>
これは熊の侵入を防止する対応策の中でも簡単にかつ素早くできる対応策の一つだと思います。
でも、山に熊の食料が不作で無いのです。
柿の木が無ければ諦めて山へ帰る訳ではありません。
冬眠に入るための熊の家族の命が懸かっているのです。
そこに無ければもっと広範囲に食料を探して徘徊すると思います。
例えば、里山の緩衝地帯を整備して人里が良く見えて近付かないようにし、かつその緩衝地帯の奥には熊の冬眠前の食料となるブナ・コナラ・ミズナラ、つまりどんぐりの木を植林して人里に近づく必要が無いようにしなければならないと思います。
熊撃退スプレーも農業従事者の猟銃必携化もあくまで緊急の暫定対応策であり、こちらが恒久対応策です。
熊も地球に必要な存在であり、共存共栄したいと思います。
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