月別アーカイブ: 2024年10月

高齢者ら「サポカー」機能を体験 八峰町で交通安全教室  

能代署と八峰町社会福祉協議会はこのほど、同町峰浜目名潟の目名潟担い手センター前で交通安全教室を開きました。
地域の高齢者約30人が参加し、衝突軽減ブレーキなど交通事故の予防安全機能が搭載された自動車の乗車を体験しました。
秋田ダイハツ販売(秋田市)が協力し、衝突軽減ブレーキや、アクセルとブレーキのペダル踏み間違いによる急発進を抑制する装置が搭載された自動車の乗車体験を提供しました。
参加した高齢者は、同社の従業員がハンドルを握る自動車の助手席や後部座席に乗り込みました。
障害物をカメラで察知し、自動的にブレーキが作動して停止すると、驚きの表情を見せていました。

北羽新報の記事

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<以下は白木個人の意見/感想です>
サポカーの普及は事故低減のためには必須とも言えると思います。
しかし、それで安心し切るのは間違いです。
自動ブレーキやペダル踏み間違い防止機能は、年々改善されているとは思いますが、機械である以上、自ずと作動条件があります。
そこまでしっかり説明できているのでしょうか。
過去のサポカー事故が起こらないよう、しっかり理解して乗ってもらいたいと思います。

サポカーはどこまで安全? 元特捜部長の事故に見え隠れする意外な盲点とは

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能代山本地域のバス路線再編 代替交通で移動手段維持 ニュースの「つぼ」

秋北バス(秋田県大館市)は今月1日、能代山本地域のバス路線を再編した。
八峰町、藤里町の路線をそれぞれ廃止、縮小する内容で両町は巡回バスや乗り合いタクシーの運行エリアを拡充して対応している。
ただ、拡充には既存のバス路線や他自治体との調整が必要になるため、乗客の利便性を確保しにくいケースもある。
利用者の減少などを背景に民間交通網が手薄になる中、自治体単位ではなく、能代山本地域全体で代替交通を考えるべきだとの声も出ている。

能代山本地域は総合病院や大きなスーパーがある能代市を中心とした公共交通網が形成されている。
秋北バスの路線が能代市と隣接する八峰町、藤里町、三種町をつなぐ一方、路線バスの通らないエリアを各市町が巡回バスや乗り合いタクシーを走らせることで通院や買い物の動線を確保してきた。
今月から路線が廃止された八峰町にはスーパーがなく、縮小となった藤里町は医療施設が少ないため、能代市までの移動手段が欠かせない地域といえる。

八峰町ではこれまで町内各地区を走る町巡回バスと、道の駅みねはま―JR能代駅間を結ぶ秋北バスの路線を併用することで住民の能代市までの足を確保していた。
今月からは秋北バスの路線がなくなり、町巡回バスが能代市まで乗り入れる形となった。

町巡回バスは主要な目的地である能代市の能代厚生医療センターやスーパーのいとく能代北店へ乗り換えなしでアクセスできる。
ただ、能代市では秋北バスの既存路線や市巡回バスがあり、町巡回バスでは自由に中継点を設定できない面もあるという。

八峰町企画政策課は今後の地域交通の在り方について「自治体単独で維持するのが難しくなってきている。
隣接する自治体と一体となって取り組むべき課題ではないか」と指摘する。

一方、藤里町では既存の3路線が廃止され、町内を走るバス路線は町役場近くの藤琴大町と能代市をつなぐ「藤琴・能代線」のみとなった。
町は今月から路線が廃止された地域を予約型乗り合いタクシー「駒わりくん」の運行区域に加え、路線バスと乗り継いで能代市まで移動できるようにした。

ただ、利用者にとっては乗り合いタクシーに移行したことで、事前に運行会社に予約を入れる手間が増えたほか、能代市に行くには町内での乗り換えも必要になった。
町によると、先月下旬に開かれた住民向けの説明会では「乗り慣れているバスがなくなってしまうことが不安だ」「毎回予約の電話をすることに抵抗がある」などの声が聞かれたという。

町総務課は今後、町外へのタクシーの乗り入れもあり得るとした上で「町民目線に立てば目的地まで短時間で到着することが重要なため、町内を細かく回り、町外では病院やスーパーなどに絞って止まるのが理想だ」とする。

両町とも従来のバス路線を代替交通に置き換えて住民の移動手段を維持しているが、乗車方法が複雑化することや隣接自治体の公共交通体制への配慮が必要になる点が課題となっている。
人口減により、バス路線が今後も縮小される可能性がある中、各自治体が課題克服に向け、どんな交通施策を打ち出すかが重要になっている。

秋田魁新報の記事

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<以下は白木個人の意見/感想です>
2024/8/10掲載「巡回バスの「能代直通便」を承認 八峰町地域公共交通会議」で巡回バスに能代直通便が10/1より運行になることをお知らせしました。
しかし、今回の記事で詳細が明らかになり、新たな問題点も見えて来ました。
巡回バスの直通便が市内の停まるところは、能代厚生医療センターやスーパーのいとく能代北店だそうです。
これは、行き先がその2箇所だった場合はとても便利になるのですが、そこ以外の場合は、秋北バスの市内巡回便に乗り換えなければなりません。
以前、直通便ができる前は「道の駅みねはま」で秋北バスへ乗り換えていたのですが、そのバスは市内を巡回していたのか、能代厚生医療センターやスーパーのいとく能代北店、能代バスステーションだけだったのかは不明ですが、恐らく以前より不便にはなってることは無いと思います。

また、八峰町はオンデマンドバスだけでは無く、時刻表で運行される巡回バスも運行されているので、必要都度連絡する不便さはありません。

八峰町巡回バス時刻表

問題は、近い将来に能代へ隣接する他町の運行と、人口減によるコスト削減目的にサービスレベルが統一されるようなことがあると、八峰町としては少し不便になるのでは? といった心配です。

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八峰町の協力隊員3人、140年続く果樹園継承へ栽培技術取得に奮闘中

八峰町峰浜水沢の果樹園の経営を継承しようと、地域おこし協力隊の隊員3人が栽培技術の取得に奮闘しています。
明治時代から約140年続く「笠原果樹園」の園主・笠原吉範さん(67歳)は人手不足から今年限りでの大幅な規模縮小を考えていましたが、任期満了に伴い今年度末で協力隊を退任する山田勝さん(35歳)らが栽培に挑戦したいと志願。
今年度中の事業継承に向け、笠原さんから栽培の基本を学んでいます。
協力隊・農業推進コンシェルジュの山田さんと妻の菜々子さん(36歳)、定住・移住コンシェルジュの越前谷淳さん(37歳)の3人は今後合同会社を立ち上げ、今年度中に事業継承する方針です。
果樹園は有償譲渡されます。

北羽新報の記事

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<以下は白木個人の意見/感想です>
峰浜の梨は町の誇れる名産品の一つです。
絶対衰退してもらっては困ります。
今回は、ちょうど地域おこし協力隊の方の希望とマッチングして良かったと思います。
でも、もし地域おこし協力隊がいなかったら・・・。
小子だけでは無く、小若、つまり町の農林漁業を担っていく若者も少なくなっているんですね。
「半農半X」はその後継者確保施策だったのですが・・・。
一方、「転職なき移住」は直接的には少子化対策ですが、家族ごと移住して育った子供らは近い将来町の農林漁業を担う後継者になる可能性もあるのです。
その意味でも「転職なき移住」へもっと早くにシフトしていただきたかったですね。
先日、電車内の動画広告で福島県の「転職なき移住」CMを偶然見ました。
そういうことを言うと、「福島は新幹線も停まるし、東京にも近い! それに較べて八峰町は・・・」と言い出す方がいます。
八峰町は大館能代空港があるので、短時間なら日帰り出張も可能ですが、そこが問題では無いのです。
子供を含めた家族ごとの移住で、その住環境(自然環境だけでは無く、町の補助金/人的サポート含む)、子供の教育環境(質の高い教育レベル)、作業環境(海の眺望抜群の共用テレワークオフィスの提供)が重要なのです。
これらの重要ポイントでは決して福島県に負けていないと思うのです。

福島県の「転職なき移住」HP

福島県の「転職なき移住」ページは「IT業種」の色が強いですが決してそんなことは無く、社内にいる職種(総務、人事、法務、計画、企画、ソフトウエア開発、機械設計、他)が対象であって、工場勤務や外回りする職種(営業、保守要員、他)は対象外なのです。
もう何年も言い続けており、町のパブリック・コメント(2021/7月)へも応募していますが、町も一刻も早く「転職なき移住」へシフトしていただきたいと思います。

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