八峰町の八森漁港で11月25日、季節ハタハタ漁が始まった。
初日の「網入れ」は漁師の冬の始まりを告げる恒例行事だ。
午10時。県漁業協同組合北部支所の職員が旗とフォークリフトのクラクションで合図を出した。
すると待ち構えていた10隻余りの漁船が水しぶきを上げて一斉に漁場に向かい、海底に網を仕掛けた。
この日は青空が広がり海も穏やか。
作業を終えて船着き場に戻った漁師・庄内章さん(68歳)は柔らかな表情とは裏腹に「昨年並ってば今年も最低だってことだべ。」とこぼす。
2日前に県ハタハタ資源対策協議会で昨年(111トン)並みと発表された今季の漁獲量予測の話だ。
昨年は禁漁開け(1995年)以降最低で漁師たちにとっては先行きを暗くする予測だ。
「予測なんて、はなから当てにしてないから。初漁日も(来月)2日なわげねべ。」庄内さんは気丈に振る舞いながら海を見つめる。
「期待は持てますか」と尋ねた。
「どんな面してても腹の中ではみんな期待してるよ。ハタハタは俺たちのボーナスだから。」と漁師のさがをのぞかせた。
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<以下は白木個人の意見/感想です>
漁師さんもどんな状況でも皆期待してるんですね。
ボーナスだから当然ですね。
私もボーナス食べたいです (T_T)
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