みこしを担いで滝つぼ内を周回 八峰町八森で白瀑神社例大祭

八峰町八森の白瀑(しらたき)神社例大祭「みこしの滝浴び」が1日、神社裏の滝つぼで行われました。
みこしを担いだ白装束の男衆が「ワッセ、ワッセ」と威勢のよいかけ声を上げて滝つぼに入り、五穀豊穣や商売繁盛を祈願しました。
みこしの滝浴びは戦前、神社に奉納するみこしを担いだ男衆が暑さに耐えかね、みこしごと滝つぼに飛び込んだのが始まりとされます。
今年は担ぎ手56人と地元小中学生14人が参加。
男衆はおはらいを終えて午前7時半に神社を出発。
太鼓、猿田彦、旗持ち、みこしの順で列を作り、町内各地を練り歩きました。
午後1時半ごろに神社に着くと、大きなかけ声とともに滝つぼになだれ込みました

この日は滝の水量が多く、高さ約17メートルから流れ落ちる水しぶきは迫力満点。
男衆は水の勢いに足を取られながらも滝つぼ内を力強く周回しました。
周囲には地元住民やカメラを構えた観光客が詰めかけ、男衆の勇ましい姿に見入っていました。

担ぎ手の2~3割が県外在住者
「みこしの滝浴び」は人口減少で地元だけでは担ぎ手を集めるのが難しくなったため、8年前から県外の参加者も受け入れるようになりました。
今では50人以上いる担ぎ手の2,3割を県外在住者が占めるようになっています。

実行委員会の山本太志さん(48歳)は、交流サイト(SNS)などを活用して県外在住者に祭りへの参加を呼びかけています。
「一度参加した人がリピーターになってくれたり、友人や家族を誘ったりして年々祭りの輪が広がっている。」と話します。
東京から訪れた万木(ゆるぎ)壮さん(51歳)は昨年に続いての参加。
今年は息子の圭さん(15歳)にも「体験してもらいたい」と連れてきました。
圭さんは「最初は父に付き合っているような感覚だったが、歩いているうちに一体感が出てきてどんどんのめり込んだ。」と振り返えりました。
母が八峰町八森出身の高瀬翼さん(39歳)=東京=は「担ぎ手の先頭を任され、滝の迫力に圧倒された。親も見に来ていたので喜んでくれていると思う。」と充実した表情でした。
実行委の山本さんは「元々は八森の中でも選ばれた男しかみこしを担げない祭りだった。県外の人に力を借りながら祭りを盛り上げ、地元の若者に『自分もやりたい』と思ってもらいたい。」と語りました。

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※ 田舎暮らしKさん動画ありがとうございます

<以下は白木個人の意見/感想です>
県外で2〜3割なら、町外なら何割まで行くのだろうか。
町外から担ぎに来てくれた担ぎ手には本当に感謝です。
これらの方々がいなければ祭りは開催不可能なのです。
これは白瀑神社の祭りを町外/県外へ広めるとてもいい機会です。
お手伝いいただいた町外の方々を町費で温泉へ一泊して労い、翌日に町内観光してもらい、国内インバウンド獲得へ結び付けられないだろうか。

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