八峰町でサーモンの養殖試験に取り組む「八水株式会社」は5月28日、岩館漁港内のいけすで育てたサーモン361匹を水揚げし、このうち約320匹をイオン東北(秋田市)に出荷しました。
30日から県内のイオンやマックスバリュなど35店舗で刺し身やすしを販売します。
なくなり次第終了。
作業は午前6時過ぎに始まりました。
八水のメンバーが港内の堤防沿いに浮かぶいけすを小型ボートで引っ張り、港の岸壁に停泊した漁船に横付けにしました。
その後、漁船のクレーンに付けた大型のたも網を使っていけすからサーモンを水揚げし、手際よく箱詰めしました。
水揚げされたサーモンは体長が60~70センチ。
1匹当たりの重さは平均3.86キロで、最も重いもので5.9キロでした。
八水の菊地陽一社長(42歳)は「うまく育つか心配だったが、思ったよりも大きく成長した。脂が乗っていておいしいのでたくさんの人に食べてもらいたい」と話しました。
八水は昨年7月に八峰町の若手漁業者らが設立。
ハタハタの不漁や燃料の高騰などで苦境に直面する中、安定的な収入源を確保しようと、回転ずしなどで人気のあるサーモンの養殖に乗り出しました。
昨年12月末、岩館漁港内のいけすに約500グラムの稚魚500匹を投入。
半年かけて重さ3キロほどに育てた後、イオン東北に出荷する計画を進めてきました。
養殖試験といけす製作は、県の委託事業として実施し、町からは飼料代などの補助を受けました。
水揚げに立ち会った県水産漁港課の担当者は「サーモンの生存率や成長の度合いなどが予想以上。
養殖事業が良い第一歩を踏み出してくれてうれしい」と話しました。
八水は来シーズンも養殖試験を実施する予定。
魚数を増やすため、いけすの大型化などに取り組む。
菊地社長は「来季は地元の仲買人も買えるようにして、地元消費を増やしていきたい」と語りました。
<以下は白木個人の意見/感想です>
「サーモンの生存率や成長の度合いなどが予想以上。」チャレンジが巧く行って良かったですね。
今後もこれに安堵せず、ガンガンチャレンジしていただきたいと思います。
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