青谷明日香さんの「うつくしい秋田」は何回聴いてもいい曲ですね。
Youtubeの音も十分良いのですが、CD録音レベルの一番いい音源を求めてiTunes Storeから1曲200円でダウンロードして聞いたら、曲の最後の歌詞「うつくしい秋田」が「うつくしい ふるさと」に変わっていました。
曲名も「うつくしい秋田」では無く「うつくしい ふるさと」です。
確かに全国発売を考慮したら、秋田限定の歌詞よりは売れると思うのですが、かなり残念でした。
何回か聴いている内に、じゃ秋田県民歌はどんな歌なんだろうと思い、ネットで検索したらありました。
荘厳でなかなかいい曲だと思ったら、なんと日本3大県民歌の一つなんだそうです。
他の2つは、山形県民歌の「最上川」と長野県民歌の「信濃の国」です。
更に、秋田県民歌は昭和5年に全国初の県民歌として制定されたんだそうです。
秋田県民歌、なかなかやるじゃないですか。
是非お聴きください。
作曲;成田為三
作詞;倉田政嗣
補詞;高野辰之
1番の最後「山水皆これ 詩の国秋田」はいいですね!
ただ、昭和5年制定だけあって、4番の出だしが「民俗勝(すぐ)れて〜」とあるのですが、現在だったらこんな歌詞は許されないと思うのですが、修正されずそのままって、いいのだろうか。
「民族」では無く「民俗」なので、いいのかな?
あと、現在だったら世界遺産・白神山地は絶対入っていると思いますが・・・。
ネットには「都道府県民歌 第1集 北日本編」があって、北海道道民歌、東北6県の県民歌が聴き比べできます。
都道府県民歌 第1集 北日本編
本当に県民歌と言っても、いろいろなんですね。
山形県民歌は3大県民かの一つですが、作詞が昭和天皇ですよ。
ちょっとそれは・・・、と思ったら昭和天皇が詠まれた歌に曲を付けたんだですね。
宮城県民歌は戦時中を感じさせるし、青森県民歌はまんま歌謡曲です。
もう何でもありの世界なんですね。
おまけで、サキソフォンで演奏する秋田県民歌がありました。
これはなかなかいいですね。
お勧めです。
秋田県民歌 独りサキソフォン4重奏
3大県民歌の最後、長野県民歌です。
長野県民歌 信濃の国
日本全国の全ての県民歌を聴いた訳ではありませんが、これまで聴いた中では個人的には秋田県民歌が一番素晴らしいと思いました。
やはり地元贔屓だろうか。
(東京都歌、東京市民歌、千葉県民歌、なども聴きました)
因みに、八峰町民歌はあるだろうかと探したら、ありました。
2016/3/11日に発表され、何と小林亜星さんが作曲したんですね。
次のリンクに歌詞と一番だけ聴けるようになっています。
なかなかいい曲だと思いますが、聴く機会も歌う機会も無いですね。
総会・懇親会の時にはふるさとと2曲歌うのは長過ぎるし・・・。
合併前の八森町と峰浜村のそれぞれの町民歌、村民歌も探しましたが、見付かりませんでした。
その昔はそれぞれ町民歌、村民歌はあったのでしょうか。
尚、次の説明書きの歌は見付かりました。
「昭和二十九年、町制施行を記念して公募したが、該当作がないため応募十五点のなかから、それぞれの秀れたところを採用した八森町公民館編の『ハ森小唄』として制定したものである。
作曲者は当時八森小学校長柴田源太郎氏(柴田氏は”文化の日のうた”の作曲者でもある)。」
ただ、曲は見付かりませんでした。
どんな節なんだろうか。
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