八峰町始め3市町で消防団の避難マニュアル未整備

先の東日本大震災では、消防団員254人が死亡または行方不明になり、このうち198人は住民の避難誘導や水門の操作などの作業中だったそうです。
こうした犠牲者を出さないために、総務省消防庁は2012年3月から秋田県内で津波被害の恐れがある沿岸8市町に対して消防団員が退避するタイミングなどを定めた「安全マニュアル」の整備を求めているそうです。

しかし、八峰町、三種町、能代市では現時点でマニュアル未整備だそうです。
八峰町の担当者は「消防団の大会などの対応で忙しく、マニュアル整備まで手が回らない。」と回答したそうです。
責任者の見解は?

消防団員はギリギリまで住民の避難誘導など頑張っていただきたいのですが、かと言って自分の命を犠牲にしてまでとは言いません。
貴重な命には変わりありません。
早急になんらかの基準/マニュアルを作って、防げたはずの団員の命を無駄にしないようにして欲しいと思います。

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