秋田県北部を中心に猛烈な雨 住宅浸水116棟、国道も寸断

梅雨前線の影響で大雨に見舞われている秋田県内は、25日夜から県北部を中心に猛烈な雨が降った。
県によると、これまでの雨で住宅116棟の浸水被害が確認され、断水が発生するなど被害が広がっている。
県は26日、新たに上小阿仁村に災害救助法の適用を決めた。
秋田市の雄物川では前日から行方不明になっていた男性が遺体で発見された。
気象庁によると、梅雨前線が東北地方を通って東に伸び、前線に向かって暖かく湿った空気が流れ込んだ影響で、大気の不安定な状態が続いた。
23日午後7時の降り始めから26日午後6時までの降水量は、由利本荘市東由利275.0ミリ、北秋田市阿仁合271.0ミリ、湯沢市湯の岱254.0ミリ、由利本荘市矢島250.0ミリなど。
北秋田市阿仁合では25日午後10時1分までの1時間降水量が94.5ミリに達し、観測史上最大を更新した。
県総合防災課によると午前8時半時点で、住家の浸水被害は由利本荘市や横手市など8市町で床上39棟、床下77棟。
土砂崩れにより水道管が破損するなどして、各地で断水が発生。
由利本荘市や上小阿仁村など4市村で212戸の断水が確認されている。
自治体が給水バックを支給したり、給水タンクを設置したりして対応している。
にかほ市では、午後6時時点でガスの供給が約240戸で止まっている。
県管理河川では25日正午以降、新たに小友川(大仙市)、三種川(三種町)、内川川(五城目町)、五反沢川(上小阿仁村)、仏社川(同)で氾濫が確認された。

土砂崩れや冠水により、多くの道路で通行規制が続いている。
国道105号は北秋田市阿仁萱草付近の土砂崩れなどで一部区間が全面通行止めとなっており、解除の見通しが立っていない。
交通機関も乱れた。
JR秋田支社によると、羽越線と奥羽線、五能線、花輪線で普通列車や特急など上下72本が運休や区間運休した。
27日は羽越線の酒田―羽後本荘間と奥羽線の新庄―横手間で、列車に運休や遅れが発生する可能性があるとしている。
秋田地方気象台によると、いったん雨は小康状態となるが、低気圧の影響で27日正午から再び雨量が多くなる見込み。
27日に予想される1時間降水量は沿岸内陸ともに多い所で40ミリ。
27日午後6時までに予想される24時間降水量は沿岸内陸ともに多い所で100ミリ、28日午後6時までの24時間降水量は200ミリとしている。
その後も30日ごろにかけて、気圧の谷や暖かく湿った空気の影響で大雨となる所がある見込み。
気象台は引き続き、土砂災害や低い土地の浸水、河川の増水や氾濫に警戒するよう呼びかけている。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
秋田、山形は大雨で大変な状況です。
電気が点かなかったり、水道が止まったり、本当にご苦労だと思います。
被害に遭われた皆様にはお見舞いを申し上げると共に、いち早く復旧されることを祈ります。
現時点では雨は上がったようですが、今後まだまだ大雨が続く可能性があるようで、引き続き注意が必要です。

これまでのところ八峰町の雨は幸いなことに大したことが無かったようで、一安心です。
でも、天気予報を見ると、秋田は8/1までは雨予報です。
大雨にならないことを祈ります。
その後は猛暑が再来するようで、特に子供らは熱中症に気を付けて夏休みを楽しんでいただきたいと思います。

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