ハローワーク(職安)能代によると、今春高校を卒業した生徒の就職内定率は、3月末までに100%に達しました。
希望者全員が内定したのは5年連続ですが、内定先のうち能代山本の割合は44.4%にとどまりました。
地元求人数が392人と過去最多だったのに対し、就職者数は87人で充足率は22.2%。
多くの業種で将来を担う若い人材の確保が困難な状況が浮かび上がりました。
<以下は白木個人の意見/感想です>
就職内定率が100%はとても良いことですが、就職充足率が22.2%は低過ぎますね。
少子化の影響がここまでとは・・・。
これでは会社は売上を伸ばしたくても伸ばせないですね。
良くなる経済状況も良くならないですね。
これへの対応策は外国人労働者しかないのでしょうか。
いいえ、定年再雇用者を活用する手があると思います。
しかし、それには一点大きな問題があります。
自分の体験から言わせてもらうと、定年前と全く同様の役割と業務内容を継続していても、給与だけはショックを受けるほど大幅ダウンしてしまい、モチベーションを維持するのが大変でした。
もちろん、転勤の有無や責任範囲の違いなど全く同じでは無いのですが、数分の一にするほどなのでしょうか。
政府が検討している「同一労働、同一賃金」は是非再雇用者へも適用していただきたいと思います。
せめて正社員時の最終給与の30%減ぐらいに留めていただければ、現状の労働力不足は定年再雇用者によってかなり埋められるのではないでしょうか。
もちろん、個人差があるので定年前から仕事のパフォーマンスが落ちて来る方もいると思います。
そのような方は単純労働/事務作業レベルの業務に従事していただき、給与もそれなりにならざるを得ません。
しかし、現状の定年再雇用の契約条件は、年齢だけで一律数分の一となるのです。
これではもう少し働きたい/社会のお役に立ちたいと思っていても、諦めて悠々自適の生活に籠ってしまう方も多いと思います。
これは、誠に勿体無いと思います。
外国人労働者は基本的に人件費が安いので、経営者には喜ばれると思うし、異文化コミュニケーションを図ることは平和的で地球的には良いことです。
しかし、長い目で自治体の行く末を見た場合、果たしてこれで良いのでしょうか。
因みに、私は定年再雇用として65歳までしかいれない会社を64歳で退職して、70歳までいれる会社へ転職しました。
70歳まで気力/体力が持つのかは分かりませんが、「もう来なくていい!」言われるまでは続けたいと思っています。
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