八峰町峰浜塙の町道沿いの湿地に群生するミズバショウが見頃を迎えています。
白い花びらのように見える苞(ほう)が辺り一面に広がっています。
見頃は今月いっぱい続く見込みです。
ミズバショウが群生しているのは、JR沢目駅の東約3キロにある湿地約40アール。
もともとは一帯に草が茂り、ミズバショウの株はわずかしかなかったが、近くに住む所有者の嶋田金雄さん(76歳)が20年ほど前から年1回の除草作業を続け、徐々に増やしてきました。
今では敷地全体を覆うまでに広がっています。
先月まで朝晩の冷え込みが厳しく、生育が少し遅れ気味でしたが、今月に入ってからは好天が続いたため、例年と同じ時期に見頃となりました。
嶋田さんは「年々、数が増えているので、これからどこまで広がるのか楽しみ。車を止めて見てくれる人も多くなってうれしい。」と語りました。
峰浜の水芭蕉ではありません
<以下は白木個人の意見/感想です>
独特の花の姿には高貴さと神々しさも感じられます。
千葉の里山でも時々見かけますが、精々数本レベルです。
群生にはお目にかかったことがありません。
この花が群生するほどに育て上げることは、とても大変な作業だったとお思います。
嶋田さん、本当にお疲れ様でした。
この季節に帰省したら、桜の花見だけでなく、是非この水芭蕉も拝見したいと思います。
ところで、何故この花を水「芭蕉」と言うのだろう? と思ってネットを調べたら次の説明がありました。
「和名の「バショウ」は、芭蕉布の材料に利用されているイトバショウ(Musa liukiuensis (Matsumura) Makino)の葉に似ていることに由来する。」
イトバショウの写真
ん〜、似てるだろうか・・・
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