「能代工」存続の声届かず

能代工高と能代西高が統合して来年4月に開校する学校の校名を「能代科学技術高校」とする県立高校設置条例改正案が、7月6日の県議会教育公安委員会で全会一致で可決され、バスケットボール部の全国制覇58回の偉業で全国的知名度を誇る校名・能代工の「消滅」が決定的となりました。
能代工の名称が残ることにいちるの望みを抱いていた人たちは一様に残念がり、長い年月をかけて築かれたブランド名を手放すことを惜しみました。
また校名再考を求める9千人超の署名も実らず、原案を押し通した県教育庁、それを特に異論なく認めた県議会の姿勢には落胆の声も聞かれました。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
校名存続については、昨年7月6日に次の記事でコメントしましたが、どうして両校名存続案はダメなんでしょうか。

能代地区専門系統合高校の名称募集

少子なので建物は一ヶ所に統合するのは止むを得ませんが、校舎の棟単位、またはクラス単位に二つの高校に分け、校長は兼務し、校門の左右にそれぞれの高校名を表示すれば良いと思うのですが、何故ダメなんでしょうか。
もし、法律がそれを許さないのであれば、法律を変えれば良いだけです。
人は法律の為にあるのでは無く、法律が人の為に、人を幸せにする為になければならないのです。
法律は神様が作ったものでは無く、人が作ったものです。
であれば、人が変えられます。
これまでの合併を受け入れてきた高校と扱いが不公平になるのを避けたのかも知れませんが、そもそもの価値(全国制覇58回)が公平ではないのです。
元々公平でないものを公平に扱おうとするのは、逆に不公平・アンフェアではないでしょうか。

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