秋田県内のクマ対策の一助になればと、東京生薬協会(会長・藤井隆太龍角散社長)が、製薬業界の伝統的な丸剤(がんざい)技術を応用したユニークな取り組みに乗り出した。
クマの嫌がるにおい成分を練り込んだ弾を6ミリのBB弾サイズで製造。
市販のエアソフトガンに装塡(そうてん)しクマの周囲に発射、追い払う試み。
駆除ではなく忌避効果を生かして人の生活圏から遠ざけるのが目的。
地元の協力も得ながら検証を今後本格化させる。

丸剤は、生薬をつぶし混ぜて丸めたもので古くから重宝されてきた。
昨年相次いだクマ被害を受け、八峰町や美郷町で生薬栽培をしている縁もあり藤井社長が力になりたいと着想。
正露丸や毒掃丸、宇津救命丸などの丸剤を手がける協会所属の各製薬会社が趣旨に賛同し技術提供する。
社会貢献活動として取り組み、県内の関係自治体へ無償配布する方針。
各社が既存の製造ラインと分離し、独立したスペースを設けた上で商品製造には使わない機械を用いるなどして6ミリサイズに加工する。
含有成分には唐辛子に含まれるカプサイシン、正露丸特有のにおいで知られるクレオソートなどのほか、美郷町の松田知己町長の提案を受け、町産ラベンダーエキスも対象に加えて研究を重ねている。
試作品は完成済み。
地元関係者らの意見も踏まえ、成分構成や含有量、コーティング方法などを工夫し、においを効果的に拡散する仕掛けを確立し実用化したい考えだ。
従来の撃退スプレーは、射程が短く風向きによっては使用者も影響を受けるリスクがあった。
今回用いるエアソフトガンの場合、約20メートルの飛距離を確保できる。
クマに当てるのではなく周囲の地面に「着弾」させ、においを広げるイメージを描く。
建物や車の中などから安全面に配慮して扱えるようにしたいという。
八峰町では、冬眠明けのクマが出没する春以降に、効果を検証する予定。
おりに捕獲したクマの近くに丸剤と通常のBB弾を置き、反応の違いを観察することなどを検討している。
町農林水産課は「クマが身を隠せる林の際などに丸剤を散布し、人里への侵入を防ぐような使い方ができるのではないか」と期待する。
藤井社長は「駆除ではなく、忌避剤によって逃がすのが目的。人とクマが共生するための新たな選択肢になればいい」と話している。
<以下は白木個人の意見/感想です>
正露丸は今でも年に一回程度はお世話になっていますが、匂いの素のクレオソートをクマが嫌がることはどなたが発見したのだろうか。
美郷町の松田知己町長?
「駆除ではなく、忌避剤によって逃がすのが目的」
BB弾に加工してエアガンでクマへ発射し、クマが逃げていくことを期待しています。
また、地面に蒔いた場合の効果が、どれほどの期間、持続するのかも気になります。
このテストがうまくいくことを期待しています。
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