岩館地区防災コミセン、体育館解体し建設へ

八峰町は12月23日、岩館地区への建設を予定する「防災コミュニティセンター」について、当初の計画通りに岩館体育館を解体し、体育館跡地と現在の空き地部分に整備することを明らかにしました。
町議会全員協議会で説明しました。
2023年10月の完成を見込んでいます。

防災コミセンは災害時の1次避難所としての機能を持つ施設で、地元自治会などの要望を受けて町が建設を計画。
当初は2022年春の完成を目指していましたが、今年4月に住民や議員から基本設計案の避難スペースが狭いとの指摘を受け、町が対応を検討していました。
町は、岩館体育館を解体せず避難所として活用できるか判断するため、体育館の耐震診断と改修工事費の試算を実施。
この日の全員協議会で、体育館の改修工事に約1億6千万円を要すると報告し「体育館は耐震構造ではなく、老朽化も進み全面的な改修が必要。基本設計案の規模で建設したい」と説明しました。

町が示した計画では、2022年4月に体育館解体に着手し、7月に建設予定地の補修工事などを実施。
2023年4月に防災コミセンの建設を始め、同年10月の完成を見込む。

体育館の解体工事費770万円は2021年度一般会計当初予算で可決済み。
建設予定地の補修工事にかかる費用などは2022年度一般会計当初予算案に盛り込む予定。

町は、今月13日に地元自治会の役員ら12人に対して同様の説明を行ったとし、「説明全体に反対意見はなく、理解を得られたと考えている。」と述べました。

基本設計案の避難スペースでは、新型コロナウイルス対策の仕切りを設けるなどした場合、寝泊まりできる避難者は10人程度となる。
議員からは「収容人数の問題はどうするのか。」などの意見が出て、町は「他地区の避難施設を利用する分散避難を基本方針とし、問題を解消したい。」と述べました。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
耐震構造の新体育館へ建て替えるのは良いのですが、そのタイミングでもっと収容人数を増やせるように広い体育館にするのでは無く、10人程度しか収容できないこれまでと同じ広さで建て替えるのは勿体なさ過ぎるのではないでしょうか。
敷地の広さ的に無理なんでしょうか。
他地区の避難施設を利用と言っても、そこへは高齢の方々も歩いて行ける距離なら良いのですが。
そして、それで岩舘地区合計で何人を収容できるのでしょうか。

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