洋上風車、誘客資源に 能代観光協会が船上視察

能代市の港湾区域や沖合に整備される洋上風力発電を観光資源として活用しようと、能代観光協会(佐藤肇治会長)が9月21日、港湾区域の洋上風車20基を船上から視察しました。
今後、視察や観光に訪れる人の受け入れ体制整備やモデルコースの設定、周辺地域との連携などに取り組みたい考えで、佐藤会長は「洋上風車は能代市の観光の起爆剤になり得る。」と話しています。

能代港湾区域には、秋田洋上風力発電(秋田市)が20基を8月26日までに据え付けました。
試運転を経て年内に国内初となる大規模商用運転が始まります。
さらに港湾区域の外側の一般海域では、「能代市、三種町、男鹿市沖」で三菱商事(東京)などの企業連合が風車38基を建設する計画です。
「八峰町、能代市沖」は、国の新基準による事業者の公募が予定されています。

視察は初めて実施されました。
風車建設が進むにつれて、行政やエネルギー産業の関係者らによる視察が増えると見込まれることや、船から風車を見上げる景観が新たな観光資源となる可能性があることが理由。

協会役員や市職員ら16人が2隻の船に分乗して、港湾区域の風車を視察。
ブレード(羽根)の最高到達点が海面から150メートルほどになる風車を間近から見上げ、「近くで見ると本当に大きい」などと驚きの声を上げていました。
能代市から男鹿市にかけての沿岸部に陸上風車がずらりと並んでいる景色も見られ、参加者は「船からでないと見られない」と話していました。
この後、市役所で参加者による意見交換会が開かれ、視察の感想や今後の課題などについて話し合いました。
参加者は「普段見られない景色で感動した。」「船に乗る、海に出るというだけで楽しめるし、テンションが上がる。」など観光資源としての可能性を評価。
一方で「冬は洋上からの視察が難しくなる。季節ごとにパターンを作らないといけない。」「来春から視察に訪れる人が増える可能性がある。差し当たって船とガイドをどうするか。」といった課題を挙げました。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
能代の記事ですが、我が町八峰町でも観光資源に活用できないでしょうか。
風車が並ぶ遠景だけで無く、間近で見る大迫力/大感動も普段の生活では中々味わえないと思います。
但し、これだけが目的では弱いので、ジオポイント巡りに加えるとかなら、より魅力的なツアーになるのではないでしょうか。
洋上だけでなく、陸上も含めてご検討いただきたいと思います。

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