プッチーニの手紙、アトリオンに 亡き夫の「宝」を寄贈

「蝶々夫人」などのオペラ作品で知られるイタリアの作曲家プッチーニ(1858~1924年)が亡くなる前年に書いた手紙が秋田市中通のアトリオン音楽ホールに展示されています。
手紙を保管していた八峰町の小池加寿子さん(46歳)が昨年8月、秋田アトリオン事業部に寄贈しました。
同事業部の藤原崇世(たかせ)さん(42歳)は「たくさんの人に見てほしい。手紙の中にはオペラの曲名も登場するので、これを機に興味を持って聴いてもらえたら」と話しています。
手紙は加寿子さんの夫で、2001年に35歳で病死した高校教員の暁さんが、1992年に都内で購入しました。
加寿子さんによると、暁さんはイタリアに鑑賞に行くほどオペラが好きで、「手紙は家宝だ」「価値がある」などと語っていたといいます。
購入時についてきたフランスの鑑定会社による鑑定書によると、手紙は1923年5月、64歳だったプッチーニが英国在住の親友シビル・セリグマンに宛てて書いた。
藤原さんが依頼した翻訳家によると、病気の痛み止めに使うとみられるインスリンを送るよう頼んだり、自身が作曲した「マノン・レスコー」の上演日程を教えたりする内容。
未完の大作「トゥーランドット」に取り組んでいると思われる記述もあり、晩年まで意欲的に創作していた姿がうかがえます。
加寿子さんは「宝の持ち腐れになるより、多くの人に見てもらいたいと思い寄贈した。プッチーニのファンはぜひ、プライベートな一面をのぞいてみてほしい。」と語たりました。
手紙は音楽ホールのロビーで、イベントのない日に公開しています。
午前10時~午後5時。
問い合わせは秋田アトリオン事業部 TEL 018-836-7803

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<以下は白木個人の意見/感想です>
これはとても凄いことですね!
八峰町にそのような方がいらっしゃったとは・・・。
ありがとうございます。
次回帰省時には是非秋田アトリオン音楽ホールへ寄りたいと思います。

ツーランドットのあらすじはとても面白いストーリーですね。
この面白さは現代でも十分に通用すると思います。
機会があったら、是非観劇したいと思います。

プッチーニ《トゥーランドット》「誰も寝てはならぬ」ルチアーノ・パヴァロッティ

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