日別アーカイブ: 2021年1月17日

防災行政無線で情報小まめに 暴風雪で長時間停電の八峰町

7,8日の暴風雪で全域が長時間停電した八峰町では、町が防災行政無線で電力の復旧見通しや避難所設置などの情報を計16回伝えました。
一部地域で停電した能代市、三種町の4倍に上ります。
八峰町内ではスマートフォンやパソコンで災害情報を入手できなかった高齢者を中心に「小まめな放送で安心した」との声が聞かれ、不安軽減に役立ったようです。

最初の放送は7日昼すぎ、暴風雪への注意を呼び掛けました。
午後7時25分に町内の大部分で停電してからは「復旧のめどが立っていない」と3回にわたり放送。
翌8日は朝から避難所を開設したことや、固定電話が一部で不通になっている状況を伝え、夕方以降も復旧状況などを逐次伝えました。
放送は停電が全域で復旧した午後11時ごろまで続きました。

町内には集落などに防災無線のスピーカーが約60カ所あり、停電時は乾電池でも使用できる戸別受信機が全世帯に配布されています。
町防災まちづくり室は、防災無線を頻繁に流した理由について「寒い中で長時間電気が使えないのは心細かったはず。1人暮らしなどで行動範囲が限られるお年寄りは自力で災害情報を入手しづらい。真冬の停電で心細さを感じる人も多いと考えた。」と説明します。

町民が最も知りたかった情報の一つが、電力の復旧見通しでした。
同町八森の1人暮らしの男性(66歳)は、停電でテレビが使えず、スマホもないため「受信機から聞こえる情報で少しずつ復旧していると分かっただけでも安心した。」と語りました。

8日夜まで自宅が停電した松森節子さん(75歳)=同町峰浜塙=も放送にずっと耳を傾けていたといい「近くまで復旧していると聞き、『もうすぐうちも』と期待できた。」と話しました。

一方、強風による受信障害や、電池切れで放送が聞こえなかった世帯もありました。
原田典子さん(65歳)=同町八森=は「非常時に情報を得られるありがたみがあるからこそ、聞こえないのは不安だった。」と話しました。

戸別受信機からは朝昼晩の1日3回時報が鳴るほか、現在は新型コロナウイルスへの注意喚起の放送も流れます。
町防災まちづくり室は「非常時にしっかりと機能するよう、受信機に異常があれば問い合わせてほしい。」と呼び掛けています。

秋田魁新報の記事

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<以下は白木個人の意見/感想です>
防災行政無線という仕組みと戸別受信機と言う機材があるんですね。
それは知りませんでした。
停電時は乾電池に切り替わるのはとてもいいですね。
しかも、町はスマホなどのデジタル機器の操作に慣れていない高齢者や、一人暮らし高齢者が不安にならないようこまめに放送を流していたんですね。
機材だけ揃っていても、その心が伴っていなければ、意味がありません。
是非今後とも心のこもった対応をお願いしたいと思います。

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企業版ふるさと納税募集

町は産業振興や定住・移住対策、少子化対策など町の重点事業に活用するため、企業版ふるさと納税(地方創生応援税制)の募集を開始しました。
町企画財政課は「町出身者が働く企業など、八峰町を応援してくれる気持ちを寄付として協力いただき、町の重点プロジェクトに役立てていきたい」と期待を寄せています。

北羽新報の記事

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<以下は白木個人の意見/感想です>
企業版ふるさと納税は個人向けとは全然違うんですね。
返礼品と言った経済的な便益は受けれないのですが、「寄付金額の最大6割が法人住民税などから控除される」のは凄いですね!
是非、企業も自治体もWIN-WINになっていただきたいと思います。

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減収事業者に最大50万円支給

町は新型コロナウイルスの影響で収入が減少した町内の事業者に減収率に応じて最大50万円を支給する「事業継続臨時給付金」の申請を、15日から受け付けます。
昨年6月から8月まで行った同支援策の長期影響分として、対象要件と給付額を見直して再支給します。
郵送と窓口で申請を受け付けますが、新型コロナウイルス総合対策室では、感染防止対策としてできるだけ郵送で申請するよう求めており、持参する場合は事前の電話予約が必要となります。

北羽新報の記事

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<以下は白木個人の意見/感想です>
これは国の事業継続給付金に上乗せする仕組みですよね。
素晴らしいと思います。
でも、以前町には4件しか申請がなかったので、本当なんだろうかと疑ったのですが、今回も数件ぐらいなのでしょうか。

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停電1万4千戸すべて復旧

7日から8日にかけての暴風雪で、能代山本地域では、配電線の幹線で断線したり、機器が破損するなどしたため、能代、八峰、三種の3市町合わせて延べ1万4125戸で停電しました。
8日午後11時14分までにすべて復旧しましたが、停電発生から復旧まで丸一日以上かかった地域もありました。
また、関係機関の9日までの調べでは、能代山本の建物被害は住家・非住家合わせて77件が確認され、暴風雪による爪痕の大きさを表しています。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
この度、停電の被害に遭われたたくさんの皆様へお見舞い申し上げます。
寒い中で真っ暗かつ暖も取れず、本当に心細く大変だったと思います。
それが1,2時間では無くて、2日間も続いたのですから。
また、復旧作業にあたった関係者の皆様も、寒い中昼夜を問わずの作業は本当にお疲れ様でした。
お陰様で、全て復旧して本当に良かったと思います。
恒久対策をきっちりやって、今後の同様な被害に備えていただきたいと思います。

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関東への公務出張取りやめ

町は1月7日、新型コロナウイルス感染症対策本部(本部長・森田町長)の会議を町役場で開きました。
同日、国が新型コロナウイルス特措法に基づく緊急事態宣言を東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県に出したことを受け、関東7都県への町職員と町内の学校に勤務する教職員の公務出張を取りやめるほか、本人や家族の往来があった場合は原則1週間の自宅待機とすることを決めました。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
これは止むを得ませんね。
今回の緊急事態宣言では人の外出7割削減を目標の一つとしていますが、中々思うように減っていないようです。
確かに経済も回さなければいけないので、そのバランスがとても難しいのですが、果たして収束していくのでしょうか。

話は飛びますが、この状況でオリンピックは7月に開催できるのでしょうか。
日本はワクチンを確保しているとはいえ、先進諸国以外のほとんどの国は確保されていません。
この状態でオリンピックをやっても参加国が少な過ぎて無意味だと思います。
最悪、全世界のオリンピック参加選手には、確保している先進国が協力して優先的にワクチンを配分できたとしても、アウトバンドのオリンピック観戦者がたくさん来ないことには経済が潤わず、大会は大赤字になってしまいます。
このような状況を考慮すると、更に1年延期が現実的ですが、それだと選手のモチベーションが保つのか、年齢的なものもあると思うので、これも難しいと思います。
何か上手い方法はないでしょうか。

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遺産地域のナラ枯れ対応強化

白神山地世界遺産地域巡視員会議はこのほど、八森のファガスで開かれました。
害虫が運び込んだ菌によってミズナラなどが枯損する伝染病「ナラ枯れ」が遺産地域周辺で拡大していることから対応の強化を確認しました。
ナラ枯れをめぐっては、昨年秋に遺産地域(青森県側)で初めて確認されました。

北羽新報の記事

北羽新報のトップページ

<以下は白木個人の意見/感想です>
ナラ枯れ」と言う言葉自体は、聞いたことはあるのですが、具体的には全く分かっていませんでした。
今回ネットで読んで初めて分かりました。
カシノナガキクイムシがラファエレア・クエルキボーラと言う糸状菌、つまり簡単に言うとカビ菌を木に穿入(せんにゅう)した穴から媒介し木を枯れ死させることなんですね。
上記リンク先ページには対策も載っていますが、本数が多いと大変ですよね。
橅にも影響するのでしょうか。
予算をしっかり付けて被害の拡大を抑え込んでいただきたいと思います。

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2021_町長日誌

町の各組織への町長の年始挨拶が掲載されています。
・役場での仕事始め式
・(有)峰浜培養での仕事始め式
・交通指導隊出隊式

町長日誌

役場のトップページ

<以下は白木個人の意見/感想です>
役場の仕事始め挨拶では、今町の抱える課題/問題が短的に表現されていて良く分かります。
ただ、残念なのは、少子高齢化への対応策の一つとして「テレワークによる若い子育て世代の家族ごとの移住獲得」に一言も触れられていないことです。
先日記事「議会だより第58号が発行されました」で町議会でテレワークに言及した議員と町長のやり取りをお知らせしましたが、やはりダメなんでしょうか。
八峰町だからこその貴重なメリットにずーっと目を瞑ってそれを活用せず捨てているようで、とてもとてももったいないと思うのですが・・・。

峰浜培養の課題/問題点も良く分かります。
何故当初狙いとずれて来ているのか、その原因を分析し、簡単ではないと思いますが、その対応策を明確にしていただきたいと思います。

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