日本ハム吉田輝星投手(22歳)が2月17日、沖縄・名護でWBCキューバ代表との練習試合に先発し、3回1安打無失点、3奪三振と快投しました。
初回2死からグラシアルを空振り三振、2回はデスパイネを遊ゴロと、日本球界を熟知する元ソフトバンクの強打者コンビも完璧に抑え込みました。
開幕ローテ入りに向け、猛アピールしました。
吉田がほぼ完璧な投球でキューバ打線を封じました。
初回1死から2番ギベルへの3球目に、この日最速の148キロをマークすると、6球目の147キロストレートでバットをへし折りました。
最後は内角への直球で見逃し三振に切って取り、続くグラシアルは得意のフォークで空振り三振。
「グラシアルから三振を取った球は去年も三振を取れているような感覚の球だった。
ああいうボールを常に投げられるような精度にしていきたい」と振り返えりました。
テーマ通りの投球を披露しました。
「建山コーチからキャンプで言われているのはファーストストライクをしっかり取って自分の有利なカウントで進めること」。
打者10人と対峙(たいじ)し、初球ストライクが8人。
キューバの強打者たちを追い込み、手玉に取りました。
その上で「変化球とかが甘く入ったりしていたので、もっとしっかり精度を高めていきたい」と、新たな課題を掲げました。
今季は“地球の力”を生かす、新たなフォームに取り組んでいます。
左足をより遠くへ踏み込み「左膝がつぶれないように。ブルペンが硬いので、地面の力を利用すれば球速も出てくるのかなと」。
この日に関しては「あまりつぶれていなかった。もう少しバランスよくできれば(内野安打の)あの打球も取れたと思う」と、完成形を思い描きました。
先発ローテは開幕投手の加藤貴、上沢、侍ジャパンの伊藤、昨季ノーヒットノーランのポンセの4人が確定。
残る枠は1か2。高卒3年目の根本やソフトバンクから新加入の田中正らライバルは多い。
建山投手コーチは吉田について「何か1つ、突き抜けるものがあれば」。
ひたむきに結果を出し続け、新庄監督のハートを射止める。【永野高輔】
日刊スポーツ記事
<以下は白木個人の意見/感想です>
甲子園での想像を絶する連日の完投。
プロ野球なら中4,5日は空けます。
その反省から2020年から球数制限が導入されたようですが、対応が遅過ぎです。
松坂のような超人もいますが、普通人には肩の酷使で投手生命が終わってしまいます。
その差が明確に表れているのが、甲子園には予選敗退で出場できなかった、佐々木朗希選手のプロ野球での活躍です。
2020年4月10日に対オリックス戦で完全試合を達成しました。
最高速も160km/hを達成しています。
もし、甲子園出場して決勝まで投げていたら・・・。
上記キューバ戦では、最速が148km/h程度と一時より大分落ちてしまいましたが、勝負は球速だけではありません。
吉田選手には、まだまだ活躍していただきたいと思います。
夢は大きく! 次回WBC代表目指して頑張っていただきたいと思います。
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