八峰町の23年度予算案、総額64億超 アワビ資源回復、サーモン養殖拡大へ

八峰町は、2023年度一般会計当初予算案を発表しました。
一般会計の総額は64億5200万円で、22年度当初比で2億1千万円(3.4%)増加しました。
漁獲量が減少しているアワビの資源回復に向けた調査業務委託料や、旧八森小学校の解体工事費などを盛り込みました。
アワビの資源回復を目指し、八森地区の海岸で減少の原因究明や岩盤清掃による漁場改良などを行います。
県漁業協同組合北部支所への業務委託料として125万円を計上。
岩館漁港で行われているサーモン養殖の生産拡大に向け、県が23年度から着手する防波堤延伸事業の町負担金に150万円を充てました。
老朽化が進む旧八森小の解体では設計業務委託料520万円、工事費9千万円を盛りました。
県が21、22年度に町内で実施した農林漁業に副業で取り組みながら本業を続ける「半農半X」の体験事業を23年度は町単独で行います。
事業費は376万円。

歳入の主な内訳は、地方交付税31億9489万円(22年度当初比1.3%増)、町債7億4210万円(同40.2%増)、町税6億569万円(同3.5%増)。

歳出は、補助費等12億9002万円(22年度当初比11.1%減)、物件費11億4734万円(同16.5増)、人件費11億2659万円(同3.9%増)。
一般、特別会計を合わせた総額は88億2794万円。
22年度当初比で1億5569万円(1.7%)の増。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
予算は良く分からないのですが、旧八森小学校の解体に工事費だけで9千万円も掛かるんですか!
とてもとても勿体無いと感じるのですが。
跡地には何か既に計画があるのなら良いのですが。

多少のリフォームをして何かに活用することは出来ないのでしょうか。
例えば、南房総には廃校舎をリフォームして道の駅(食堂+宿泊+買い物)にしている「道の駅 保田(ほた)小学校」があり、結構人気があります。
私も数度行っています。
これは単に道の駅を新築や建て替えしたのではここまで人気は出ないのです。
名前にも残っているように、多少のリフォームで小学校校舎の面影をそのまま残したから、その懐かしさから人気があるのです。

また、「半農半X」の体験事業を23年度は町単独で行い、376万円も掛けます。
以前も書いたように、これで農業、漁業の後継者確保は難しいと思います。
既に県は手を引いたんだと思います。
これらの予算を国も県も促進している「転職なき移住」に注いでくれたらどんなに良いだろうか。
何故町は興味を示さないのか全く分かりません。
もしかしたら、町外の人が入ってくるのを嫌っているのでしょうか。
八峰町純血主義とか?
いや、このグローバル時代にまさかそんなことは無いですよね。
何故やらないのか、どなたか分かってる方がいたら、是非教えていただけないでしょうか。

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