能代市の4月末現在の人口は前月比77人減の4万9,935人となり、5万人を割り込みました。
合併直後の平成17年度末(18年3月末)の6万3,985人から16年間で1万4,050人(21.96%)減少しました。
少子高齢化による自然減と転出が転入を上回る社会減が続いていることが要因。
国勢調査の確定値を基にする県の人口統計では令和2年9月1日現在の調査で5万人を切ったが、住民基本台帳に基づく市のまとめで5万人を割り込んだのは初めて。
世帯数は2万4,200で平成17年度末の2万4,485世帯から285世帯減っています。
<以下は白木個人の意見/感想です>
能代市は二ツ井市と合併しましたが、それでも合併後の16年間で14,050人も減少してるんですね。
年平均で878人の減少です。
能代市は八峰町と比べたら首都圏からは遠いとはいえ高速道路もあるし工場も多いので、従来からの工場誘致に力を入れて来たのだろうか。
その結果がこれです。
八峰町には能代市には無いメリットがいくつかあります。
小学校の学力レベルがとても高いことと、白神山地の麓の素晴らしい自然環境に恵まれていること、日本海を見渡せる眺めの良い高台(海岸段丘)があること。
これらは能代市には無いものです。
その高台へ共用テレワークオフィスを建てて、政府も県も推進している「転職なき移住」で子育て世代を家族ごと移住獲得するのです。
つまり、子供を獲得するのです。
町の近未来を担って行く子供らを増やして行くのです。
空き家をリフォームして移住者家族へ安く提供します。
街に新風を吹き込み、活気を取り戻すきっかけにしていきます。
少子化は全国レベルのとても難しい課題です。
一部の首都圏を除くどこの地方自治体もその苦労に喘いでいます。
もちろん「転職なき移住」施策はトントン拍子の簡単レベルでは無く、それ相応の新たな課題/問題が発生すると思います。
でも、勇気を以って積極果敢に取り組めば、全国初の成功モデルとなる可能性も十分あります。
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