つるんと半透明の表面と、鮮やかな赤褐色の胴体。
新鮮なスルメイカの特徴だ。
秋田県内では6月から8月にかけて漁が最盛期を迎え、県内のスーパーなどに出回る。
県水産振興センター(男鹿市)によると、スルメイカは日本周辺を回遊している。
秋から冬にかけて九州地方の沖合で生まれ、群れで津軽海峡沖に流れていく。
その際、夏は、スルメイカの活動に適した水温となる本県沖にとどまるという。
県内の底引き網漁船が八峰町の漁港などに水揚げするほか、青森県のイカ釣り漁船が秋田市の秋田港などに出している。
過去5年の年間漁獲量はおよそ200~500トンと年ごとに振れ幅がある。

八峰町八森の漁師・山本太志(たかし)さん(49歳)は、従業員と計5人で漁船「第一玄辰(げんしん)但馬(たじま)丸」に乗り底引き網漁を営む。
近年はスルメイカの漁獲量がハタハタを上回っており、主力魚種の一つになりつつある。
昨年は1度の漁で3トンほど取ったこともあるという。
この時期、山本さんは午前3時ごろに出港。
4時半ごろから、網を入れてすぐに引き揚げる工程を1時間おきに10回ほど繰り返す。
網を入れる場所を定めるのは漁師の腕の見せどころ。
海面や潮の流れなどを見極めるといい、「最終的には勘です」。
ただ、今年の漁は不調。
雪解けが遅かったため、山の残雪が海に流れ込んだことが影響している可能性があるとみる。
「近年は海水温などの状況を予測するのが難しい。漁の見通しも立てにくいのが実情です」とぽつり。
スルメイカは鮮度が命。
船上で生きたまま箱詰めし、近隣の市場やスーパーに直接卸している。
「新鮮なまま届けられるようこだわっている。秋田の生きのいいスルメイカをぜひ食べてほしい」と力を込める。
<以下は白木個人の意見/感想です>
新鮮なスルメイカ、食べたいな〜
刺身もいいし、焼いてもいい。
でも、今年は不調なんですか。
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