八峰白神自然食品が廃業へ

八峰町農林水産物処理加工施設の指定管理団体で、天然塩製造の八峰白神自然食品(鈴木勇社長、従業員3人)が、経営不振を理由に10月末で廃業することが7日、分かりました。
同日の町議会全員協議会で町当局が報告しました。
同社は2008年1月設立。同4月、町が約9,600万円をかけて整備した加工施設の指定管理団体となりました。
天然塩のほか、地場産の米こうじに天然塩や白神こだま酵母などを加えて発酵させた「塩もろみ」が主力商品。
近年は年間販売額が600万~700万円台にとどまり、150万円前後の赤字を計上していました。
指定管理委託料を含めた町補助金は約2,900万円。
町産業振興課によると、今年5月下旬の同社取締役会・株主総会で鈴木社長が「事業の継続が困難」と説明。
先月17日に町に対して解散手続きを進める旨の報告がありました。
今月末の臨時株主総会で正式に解散します。
取材に対し、鈴木社長は「製造コストがかさんで採算が取れない状態で、早めに手を打つべきと判断した」と話しました。
全員協で議員からは、5月に経営破綻したアワビの陸上養殖会社など、特産品開発を手掛けた町内企業の経営悪化を懸念する声が上がりました。
森田新一郎町長は「町が建設した加工施設を遊休施設のままにすることは避けたい」と述べ、今後後継会社を探すとしました。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
誠に残念です。
5月の白神水産に続き、八峰白神自然食品と町の特産品を生産する会社の倒産が続いています。
これまで何回か首都圏販売のお手伝いでこれらの商品を販売し、また実際に食したこともあり、特にもろみは何にでも合いとても美味しくなるのでこれは人気商品になると思っていました。
もっとアピール方法を工夫した方が良いのでしょうか。
原因を分析して立て直しを図っていただきたいと思います。

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八峰白神自然食品が廃業へ」への1件のフィードバック

  1. 海外の人に向けたアピールをもっと上手にしていけたら
    が以外輸出量も増え,人気もでるとおもいます。
    「侍」「職人」「cool」
    パッケージも、昭和レトロで味がありますが
    パッと見た時に目が引かれません。よくある、お土産品だな〜という感じです。そういう意味でも,他県の人気特産品はどのようにPRして販売しているか、真似をしてみるのもありだと思うます。
    また、スピリチュアルなことが最近より取り上げられることが増えたので
    良質な「塩」は非常に喜ばれす。ですので、高品質で特産品とまでなった塩ならば、必ず需要はあると思いした。
    四年前の記事なので、もう、遅いかもしれませんが
    私は日本の特産品は、海外からしたら「最高品質」な高級食品だと思いす。ぜひ、世界に日本の良さ。地方の商品の良さが広がって欲しいなと思いました。

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