八峰町でデマンド交通事業始動

八峰町社会福祉協議会は4月1日より、交通空白地域となっている峰浜地区の大信田、塙、仲村、横内の4集落(計132世帯)へ、8人乗りのワゴン車を使ったデマンド型交通事業を始める予定です。
オンデマンド運行の為、対象4集落の住民からの予約に基付いて、依頼者の住民宅前から集落内や能代市へ送迎します。

但し、能代市へは往復を含めて次の3ヶ所へ制約されます。
・JR能代駅
・能代バスステーション(万町)
・能代厚生医療センター(落合)

町内運行の片道運賃は走行距離によって、次の通り設定。
・2.5kmまで300円
・5kmまで600円
・それ以降は5kmごとに200円ずつ加算
・35km以上は一律2,000円

能代市内3ヶ所との往復はいずれも片道1,000円。
タクシー料金の半額程度を基準に料金を設定したそうです。

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バス運行も無い地域のご高齢者にとってはとてもありがたい事ですね。
ただ、対象集落内から能代市の指定3ヶ所以外の他集落への移動に利用できないのは少し不便ですね。
例えば、対象集落内からJR沢目駅(水沢)や、八峰町役場(目名潟)、近隣集落の親戚宅へ行きたい場合など。
その場合は「集落外のバス路線を利用しなさい」と言う事でしょうか。

しかし、依頼者の住民宅から集落外の最も近いバス停までは行ってくれないのです。
そのバス停に向かう道の集落の境界までは送迎するので、そこからバス停までは歩いて行きなさい、と言う事でしょうか。
恐らくバスの運行本数も多くないと思いますので、この様なケースは不便ですね。
是非、この様なケースにも配慮していただきたいと思います。
(もしかしたら、交通空白地域とは言っても対象の各4集落内に一箇所ぐらいはバス停がある?)

まずは、一歩前進と言う事でしょうか。


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