2023年ハタハタ漁獲量110トン 1995年の禁漁明け以降最少

2023年(1~12月)のハタハタ漁獲量は沖合、沿岸合わせて110トン(暫定値)で、禁漁が明けた1995年以降最少となったことが9日、秋田県水産振興センターへの取材で分かった。
これまでの最少は1995年の143トンで、昨年は197トンだった。

センターによると、12月31日までの漁獲量は沖合17トン、沿岸93トンで、沖合が昨年同期比で約7割減、沿岸も約2割減となった。
沿岸は八峰町岩館と八森、能代市などの北部で58トン、男鹿市の北浦など中央部で52トンだった一方、にかほ市など南部は0.1トンにとどまった。

本県では1995年以降、乱獲を防ぐため漁獲枠を設定。
近年は操業日数で管理する手法に切り替えて日数の上限を地区ごとに定めるなど、資源保護に取り組んできた。

センターの藤原剛研究員は、水温上昇など海洋環境の変化がハタハタの資源量減少に影響しているとし「従来の手法による資源管理が難しくなっている。今後は環境を考慮した管理手法を考えていくべきだが、どの環境要因がどう影響しているのか判然としない。手探りの状態だ。」と話した。

本県の漁期(2023年9月~2024年6月)の漁獲量も、既に盛期を過ぎていることから今後大きな伸びは見込めず、禁漁明け直後の143トンを下回り最少となる見通し。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
一時禁漁期間もありましたが、結局は漁獲量激減の流れを食い止める効果はありませんでした。
それにしても、本当に激減です。
鳥取や兵庫のハタハタをいただくか、ハタハタを諦めるか・・・。
八峰町のハムレットか!?

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