白神山地、2022年度入山者数が最少 8月の大雨など影響

2022年度の入山者数は1万6,210人で、調査が始まった2004年度以降で最少だったと発表しました。
昨年8月の大雨による登山道の被害などが影響したとみられます。
2021年度比では1万446人(39%)の減でした。

本県側2地点、青森県側10地点で昨年4~11月に赤外線式センサーで自動計測しました。
本県の2地点の合計は2021年度比281人減の2,944人で、内訳は岳岱(藤里町)2,408人、二ツ森(八峰町)536人でした。
入山者が最も多かったのは、青森県西目屋村のブナ林散策道で、全体の7割弱を占める1万867人でした。
2021年度比では561人の減。
特に落ち込みが大きかったのは西目屋村の暗門の滝で、2021年度比6,496人減の305人だでした。

東北地方環境事務所は、2021年末に発生した地滑りで被害を受けた周辺道路の復旧作業が遅れたことや、昨年8月の大雨による登山道の崩落などが影響したとみています。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
確かに大雨による地滑りや登山道の崩落が影響したと思いますが、2004年度以降最少と言うことは、一番の原因はコロナ禍ではないでしょうか。
そのコロナ禍もやっと終息に近づいています。
今年度は2,3年分を一気に取り戻して大復活していただきたいと思います。

尚、青森側と秋田側では、開放方針に大きな違いがありました。
核心地域は秋田県側が「原則入山禁止」、青森県側が「指定ルートを設定した届出制入山」と県境で違いが生じています。
今年はどうなるのでしょうか。白神入山規制見直しを提案(2022/12/11掲載)


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