東京・上野のふぐ料理店「上野きくち」が、期間限定で秋田県藤里町産のじゅんさい鍋を提供し、旬の味覚を求める人々でにぎわっている。
店を営むのは町出身の菊池忠夫さん(72歳)。
ジュンサイをふんだんに使った見た目がSNSで話題となり、最近は20~30代の女性客やリピーターも増え、世代を超えて親しまれている。
普段はふぐ一本の専門店。
ふぐ刺しや唐揚げ、煮こごり、雑炊をコース料理で出している。
上野でふぐ料理店を営む菊池さんと長女直子さん
じゅんさい鍋は初夏の限定メニュー。
地元の同級生が手摘みした「肉厚でぬめりの強い」町産ジュンサイを主役に、マイタケやネギ、ゴボウ、セリなどが入る。
ふぐ料理と合わせたコースは7,150円から。
圧倒的なボリュームと食感、手頃な価格も相まって1カ月ほどの予約は数時間で埋まる。
最近は見た目が「映える」と評判を呼び、SNSの発信をきっかけに訪れる若い女性客も少なくないという。
秋田へジュンサイの摘み取り体験に行ってきたと報告するリピーターもいて、「微力ながら古里に貢献できていると思うとうれしい」と笑う。

藤里町産のジュンサイを使った夏季限定のじゅんさい鍋
菊池さんは能代高校を卒業し、都内の大学へ進み中退。
浅草のふぐ料理店での修業を経て、26歳で独立し外神田に店を構えた。
1990年にアメヤ横丁近くの上野6丁目、2013年には湯島天神近くの現在地へ移転した。
名刺に「能代・三種・藤里の方々が集まる店」と掲げるほど故郷への思いは強い。
日本酒も高清水、刈穂、雪の茅舎などの県産酒にこだわる。
長年、能代高OBを中心に県出身者の憩いの場となってきた。
高校の同級生にはオフコースの元メンバー・松尾一彦さん(八峰町出身)やNHKで気象キャスターを長年勤めた渡辺博栄さん(三種町出身)がおり、特に渡辺さんはNHK関係者を誘ってよく訪れたという。
その縁で、元NHKアナウンサーの有働由美子さんと一緒に釣りへ行き、アジのさばき方を助言した経験も。
このほか、直木賞作家・山本一力さんのエッセー「大人の説教」(文春文庫)で取り上げられたり、大手グルメサイトで高評価を得たりして知名度を上げてきた。
現在は長女・直子さん(39歳)も調理師免許を取得し、ともに店を切り盛りする。
「半世紀近く続けてこられたのは、お客さんに恵まれたおかげ。ジュンサイを直送してくれる同級生には感謝しても感謝しきれない」と菊池さん。
体が元気なうちは厨房(ちゅうぼう)に立ちたいと語る一方、ゆくゆくは直子さんに引き継げればいいとも考えている。
【ふぐ・季節料理「上野きくち」】
▽住所=東京都台東区上野1の12の2、亀田ビル1階。
地下鉄千代田線・湯島駅から徒歩2分
▽営業時間=午後4~6時と7~9時の2部制
▽定休日=水曜日
▽電話=03-3839-3382
※予約状況などは店のX(旧ツイッター)やインスタグラムで随時発信している。
秋田魁新報の記事
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<以下は白木個人の意見/感想です>
済みません。町には関係の無い記事です。
能代高校の同期生が頑張っているので掲載させていただきました。
現在の場所へ移転前のアメヤ横丁近くにお店があった頃に、我がふるさと会総会・懇親会終了後に数回寄らせてもらいました。
近隣ふるさと会・総会への出席では、当時首都圏大館ふるさと会・総会へ出席した時に、会場の片隅できりたんぽ鍋を、なんと菊池くんが作っていて驚きました。
更に驚いたことに、その美味しさ!
我がふるさと会でもきりたんぽ鍋を提供していますが、こんなに美味しいきりたんぽ鍋は後にも先にも食べたことがありませんでした。(我がふるさと会の関係者の皆様、済みません)
出汁の比内地鶏のまろやかさ、濃さ、奥深さ、煮崩れしてない各素材の新鮮な美味しさ、等々さすがプロの料理人です。
具材ごとに鍋を分けて作っていて、最後に器の中で盛り付けられて初めて一緒になるのです。
お代わりしたかったのですが、リピートで並んでる列を見て諦めました。
ジュンサイはほとんど食べた経験はありません。
ましてや鍋は未経験です。
何とか時間を作って食べに行きたいです。
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