町長日誌:町づくりと経済の未来を創る協議会 設立総会

白神八峰商工会が主導し、町三役、まちづくりに関係する総務、企画財政、福祉保健、産業振興、農林振興、建設、学校教育の各課長、町議会議員、JA秋田やまもと、秋田県漁業協同組合、観光協会および秋田銀行八森支店など、町の政官財の各機関が一堂に会し、商工会を切り口とした町のグランドデザインや具体的な実行計画などを検討する「町づくりと経済の未来を創る協議会」の設立総会が、関係者など約60人が出席し、ファガスで開催されました。

始めに設立発起人の大森三四郎白神八峰商工会長が協議会を設立しようとした趣旨を説明してから私と門脇直樹議長が来賓のあいさつをし、その後、大森商工会長を議長とし、協議会規約の制定、役員の選任、住環境整備部会、交流人口増加部会、経済活性化部会の三つの部会の設置と部会長・2人の副部会長の選任が行われました。

役員関係では、顧問が私、協議会会長が大森商工会長、副会長が門脇議長と檜森保雄JA秋田やまもと代表理事組合長と加賀谷弘秋田県漁業協同組合代表理事組合長の3人、そして、住環境整備部会の部会長が皆川鉄治商工会理事・副部会長が水木壽保町議会議員と石上義久福祉保健課長、交流人口増加部会の部会長が山本友文商工会副会長・副部会長が板谷大樹観光協会事務局長と和平勇人総務課長、経済活性化部会の部会長が千葉好美(株)シーネット白神代表取締役・副部会長が伊勢隼人JA秋田やまもと青年部副部長と高杉泰治企画財政課長が担うこととなりました。

今後、設立趣旨に賛同する会員がそれぞれ関心がある部会に所属し、各分野の具体的な実行計画や役割分担などについて意見交換していくこととなります。
私は、いつものような来賓あいさつではなく、今後の意見交換に役立つようにという考えから、「八峰町の現状と課題」を1枚のペーパーにまとめ、それを出席者に配布し、それを説明してあいさつといたしました。

八峰町の基本問題である人口減少、少子化、高齢化について、具体的な数値を示して、これからの人口減少スピードがこれまでの2倍になること、年間出生者数が一桁台になることも見込まれること、高齢化率が50%以上となることなど、これから誰も経験したことがないような社会が到来し、このことが、商品やサービスを買う人と買う量が少なくなったり、食べる人と食べる量が少なくなったりと、あらゆる産業に大きな影響を及ぼすことを説明し、これを乗り越えるためには、地域に住む方々が力を合わせアイディアを出しチャレンジするなど地域の総合力で取り組むことが大切とあいさつするとともに、第三者も含めた事業承継、従業員等の確保難、農林漁業者の高齢化、オール八峰での6次産業化、つくり育てる漁業の推進など、商工・サービス・建設業と農林漁業の現状と課題についても説明しました。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
町の総力を上げて少子化へ取り組もうとしていることは、とても嬉しいです。
森田町長が「八峰町の現状と課題」をまとめた1枚のペーパーに書かれた近未来の深刻なリスクも、参加者初め町民の認識を改めるにはとても良いと思います。
願わくば、その対策案の一つに『テレワークによる「転職なき移住」促進により、子育て世代の家族ごとの獲得を目指す』が出てくることを願ってやみません。

今年7月に「八峰町過疎地域持続的発展計画(素案)に関するパブリック・コメント(町民意見募集)」にその少子化対策案を応募させていただいたのですが、その検討結果や扱いはどうなるのかが具体的に記載されていません。
もしかしたら、その検討もこの協議会で行われる予定なのでしょうか。
是非そのようになることを期待しています。

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