「NEXT5」活動休止へ…「将来を見据えた発展的解消」

秋田県内酒造会社の経営者5人でつくる「NEXT5(ネクストファイブ)」が、2月10日に秋田市のミルハスで開かれるイベントを最後に活動を休止する。
代表で秋田醸造(秋田市)社長の小林忠彦さん(62歳)は「将来を見据えた発展的解消。メンバーそれぞれ自分たちの商売に専念していこうという思いでいる。」と話している。

ネクストファイブは2010年、県内酒造業界の発展や技術交流を目的に結成。
秋田醸造、新政酒造(秋田市)、栗林酒造店(美郷町)、福禄寿酒造(五城目町)、山本酒造店(八峰町)の経営者5人が、日本酒の魅力を伝えるイベントのほか、業界では前例がないとされていた複数の蔵が協力して一つの酒を造る「共同醸造」にも挑戦。
有名アーティストらとのコラボレーションも行い、県内外のファンを楽しませてきた。

結成当時は若手だったメンバーも既に中堅となり、個々の会社経営が忙しく5人の集合が難しくなったことなどから休止を決めた。
フィナーレイベントはミルハスのほか、今月27日に東京・上野の東京国立博物館でも開催する。
チケットはいずれも県内外から多数の応募があり即完売した。
メンバーが出席し、各社の日本酒と食事、音楽を楽しむ内容を企画。
最後の共同醸造酒も用意している。
「休止」としているが、共同醸造など今後の予定は決まっていない。
小林さんは「国宝や重要文化財が数多く収められている東京国立博物館でのイベント開催は、これまでの活動が認められたようでうれしい。活動期間は長いようであっという間だったが、日本酒文化を広めるという目標は達成できたかな。」とすがすがしい表情で語った。

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<以下は白木個人の意見/感想です>
NEXT5のお酒は確かに美味しいし、瓶も芸術的で美しいとは思うのですが、一般の消費者の手に届かないのです。
大量生産では無いので、生産量に限度があるのは止むを得ないことではあるのですが。
もし「NEXT5 Part2」があるなら是非そこを改善していただきたいと思います。

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