白神山地を形成している地層やブナ林などを観察できる町の「八峰白神ジオパーク」の魅力を伝えようと、ガイドの会(西出静会長)がPRに力を入れています。
八森のぶなっこランド内にある森林科学館の来館者を対象に、館内の展示物や周辺にある渓谷を無料で案内する取り組みを今月始めました。
八峰白神ジオパークは、2012年に日本ジオパークに認定されました。
町全域がエリアに指定されており、海岸部には白神山地の隆起によって発達したチゴキ崎の海岸段丘や、椿漁港近くにある細長い岩の集合体「柱状節理群」、山間部には貴重な天然ブナ林が残る留山など、町内の計20カ所に「ジオサイト」と呼ばれる見どころがあります。
ガイドの会は先月25日に発足しました。
これまでジオパークの案内は白神山地の登山客などを案内する別組織の有志が務めていましたが、ジオパーク独自の組織がなかったため、ジオパークそのものの魅力をPRしきれていないところが課題でした。
こうした状況を踏まえ、町や観光団体などでつくる「八峰白神ジオパーク推進協議会」は昨年度、組織づくりに向けて会員を確保しようと、年8回のガイド養成講座を初開催。
試験に合格した町内外の30~80代の男女13人が会員に認定されました。
会員はジオパークガイドの業務のほかに、今月1日から11月までの毎週土日と祝日、森林科学館で来館者の案内を行っています。
会員2人が常駐し、八峰町や白神山地の大地が形成された経緯を伝える年表のほか、岩石や地層の標本などの展示物を使って魅力をPRしています。
希望者には、白神山地から流れる真瀬川の渓谷にあるジオサイト「三十釜」を無料で案内。
生息する動植物などについて説明を受けられます。
ガイドの鈴木悟さん(67歳)は「地元や県内の皆さんに、八峰町が持つ自然の宝物を知ってもらいたい。気軽に立ち寄って、魅力を肌で感じてほしい。」と話しました。
ガイドの常駐時間は午前10時~午後4時。
<以下は白木個人の意見/感想です>
真瀬川の三十釜には子供の頃に良く行きました。
家族でも車で行ったし、仲間とも行ったし、一人でも自転車で行きました。
何回行っても見飽きることがないダイナミックな渓流の素晴らしい自然です。
そこが無料で案内してもらえるのは素晴らしいですね。
こりゃ行かなきゃ損でしょう!
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